「日本の人気商品は海外の人にも通じるのか？」がテーマの本連載。今回は、米国生まれの有名店と日本でなじみ深いチェーンのチーズバーガー4種類を、アメリカ人が食べ比べて採点しました。驚きの結果をご覧ください！
バンズはバーガーキングでパティとチーズはモスが好き
日本のハンバーガー業界は、カールスジュニアなど米国人気店の日本上陸で沸いています。そんななか今回は、本場と日本発を含めた4チェーン店のチーズバーガーをアメリカ人に食べ比べてもらいました。
↑ルーカス・ストゥレゾスさん（ニューヨーク出身）、リア・コレアーさん（コロラド出身）、デミアン・ウィリアムスさん（カリフォルニア出身）
各項目の前に一通り食べた感想を聞いてみました。
「バーガーキングは、特にバンズがオイシイネ。個人的にはソースも好き」（ルーカスさん）
ゴマがウマいのか、バーガーキングのバンズは高評価に。一方、ソースは各人の好みが反映されました。
「バーガーキングはアメリカ的で濃厚な印象。ロッテリアは甘めだけど、私は好きよ」（リアさん）
そして中身の味はモスに軍配。
「モスはパティやチーズがおいしかった！ バーガーキングのバンズにモスの中身を挟んだらベストだね（笑）」（デミアンさん）
なお、マクドナルドはスタンダードですが、価格の安さが魅力と話題に。結果、モスが1番になりましたが、同価格帯であれば彼らにとって素材の味わいが重要だとわかりました。
続いて各チーズバーガーの詳細な採点をチェックしましょう。
【エントリーNo.1】
日本マクドナルド
チーズバーガー
130円
クリーミーなチーズは、まろやかな味わいでウマさを演出。コスパの高さも魅力です。
【結果はコチラ！各人５点満点】
ルーカスさん：2.5
リアさん：2.5
デミアンさん：2.5
Total：7.5/15.0
「ピクルスがもっと多く入っているほうが私は好みですね」（リアさん）
「バランスがイイ！ でもアメリカのお店のほうがジューシーかな」（ルーカスさん）
【エントリーNo.2】
バーガーキング
チーズバーガー
240円
米国ならではの濃厚な味が特徴のひとつ。バンズにはゴマがあしらわれていて香ばしいです。
【結果はコチラ！各人５点満点】
ルーカスさん：3.0
リアさん：3.5
デミアンさん：3.5
Total：10.0/15.0
「素材よりケチャップの味が強いかな。でもGOOD！」（デミアンさん）
「バンズがおいしい。BBQソースみたいな味わいで、アメリカ人は好きそう」（デミアンさん）
【エントリーNo.3】
ロッテリア
チーズバーガー
240円
マヨネーズが隠し味。「絶品チーズバーガー」（380円）推しのため、取り扱わない店舗もあります。
【結果はコチラ！各人５点満点】
ルーカスさん：3.5
リアさん：4.0
デミアンさん：2.5
Total：10.0/15.0
「アメリカのチーズバーガーに比べると、より甘い味がしますね」（ルーカスさん）
「ソースとマヨは好きだけど、一般的なバーガーっぽくないかな」（デミアンさん）
【エントリーNo.4】
モスバーガー
チーズバーガー
250円
色味がオレンジではなく白いチーズを使用。シャキッとした玉ねぎも好アクセントです。
【結果はコチラ！各人５点満点】
ルーカスさん：4.0
リアさん：4.0
デミアンさん：4.0
Total：12.0/15.0
「パティの存在感がありますネ。オイシイ！」（リアさん）
「アメリカ的なワイルドさがありながら、後味は繊細で日本らしい印象ですね」（デミアンさん）
今月の1番人気はおいしさへのあくなき追求で“モス”の勝利！
モスバーガーは素材や製法など、価格よりも味わいにこだわっています。聞けば米国でもグルメ系バーガーは人気で、シェイクシャックはその好例とのこと。日本のグルメバーガー店も米国進出すれば話題になるかもしれません。
※この企画は、外国人留学生へのリサーチから得た知見をもとに、海外向けに日本企業のブランディングや商品PRのサポートを行う「LIFE PEPPER」とのコラボによるものです。
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