GetNavi webでは、これまで選りすぐりの寿司店を紹介してきましたが、今回は複数の店舗をもちながら順番待ちが絶えない、人気チェーン店を取り上げていきます。本稿では、「美登利」「すしまみれ」「や台ずし」「沼津港」の4つのチェーンをピックアップしました。
【池袋】立喰 美登利(みどり) Echika池袋店
「美登利寿司」といえば安さとうまさで行列の絶えない世田谷区の名店。その味を立ち食いで堪能できるのが池袋にあるこ「立喰 美登利」です。開店前から行列ができる理由は、本店譲りのネタの良さにあります。魚は築地から本店などと一括で仕入れ、品質も鮮度も文句なし。まぐろは生にこだわり、しかも赤身なら一貫54円という圧倒的低価格で提供されています。
Echika手巻 324円
同店のためだけに考案されたオリジナルメニューがこちらの「Echika手巻」。ねぎとろ、うに、いくらをぜいたくに巻いた一品で、すべての素材の甘みが複雑に絡み合う、味わったことのないうまさが特徴です。シャリには粘りが少なく、寿司に合う山形産「はえぬき」を採用。しょうゆにはかつおだしを加えるなど、細かな配慮もうれしいポイントです。
【石神井公園】回し寿司 活 美登利(みどり) エミオ石神井公園店
上記の「立喰 美登利」同様、名店「美登利寿司」の流れをくむ「活 美登利」は、ファミリー層を中心とした幅広い客が楽しめるお店。シャリを覆い尽くすほどのデカネタが魅力で、寿司だけでも250種類以上のメニューを揃えています。
まぐろづくし 324円
同店では、3つの味をひと皿で食べ比べできる三貫盛りのメニューが好評で、なかでも人気なのが、中とろ、赤身、びんちょうが乗った「まぐろづくし」。赤身はまろやかな酸味とうまみがあり、中とろはほどよい脂の乗りが特徴。びんちょうはトロトロの食感が魅力です。米は山形産のはえぬきを使用しており、表面がしゃっきり、中はモッチリ。寿司との相性も抜群です。
【新宿】築地海鮮 すしまみれ 新宿本店
“眠らない街”新宿で24時間営業を行う「築地海鮮 すしまみれ新宿本店」は、味と仕入れを徹底的に追求。築地はもとより、各地から産地直送の旬の魚を入荷する体制を構築し、特に本まぐろとサーモンに対しては執拗なこだわりを見せています。
まぐろまみれ 1339円
イチ押しは赤身、中とろ、大とろ、ねぎとろと炙りとろがセットの「まぐろまみれ」。生の本まぐろの重厚なうまみを体感できる一品です。他にもサーモンまみれ(1360円)や、炙り和牛三魅まみれ+α(1242円)といった「まみれ」系のメニューが人気。新宿でいつでも活きのいい寿司を気軽に楽しめる店として、覚えておきたい一軒です。
【八王子】や台(たい)ずし 八王子中町
「今日はがっつり飲みたいが寿司も食いたい」、そんなときにはつまみが豊富な「や台ずし」へ。全国に170店以上を展開しています。寿司は職人握りだが一貫64円からと激安。都心には神田店がありますが、もっと23区内に増えていいと思えるほどの魅力が満載なお店です。
大とろ 431円/うに 322円/本まぐろ赤身 107円 (左から、値段はすべて一貫)
赤身は“さっぱりめの中とろ”といえる味わいで、大とろは脂の質が爽やか。うにはミョウバンが少なく、濃厚な甘みが楽しめます。魚は築地から仕入れ、白身は活け〆を、まぐろは本まぐろを使用。そのため脂の乗りがよく、赤身にも適度に脂があって実においしい。
【銀座】回転寿司酒場 銀座沼津港
デカネタで有名な「沼津港」が、銀座で回転寿司店としてオープンさせたのが「回転寿司酒場 銀座沼津港」。店内は白木の内装や大理石のカウンターを使うなど、優美なデザインが特徴。“銀座で回転寿司”という意外性で、外国人や女性の方も多く訪れます。
生しらす富士山盛り 453円
ネタは、駿河湾直送で新鮮な桜えびやしらすなどが入るほか、築地経由で全国の旬のものも仕入れる。シャリは口の中で軽くほぐれ、ネタとの一体感は抜群です。そんな同店のなかでも人気のメニューが「生しらす富士山盛り」。シャリ二貫の上に、駿河湾産の新鮮な生しらすがふんだんに盛り付けました。しらすのコクのあるうまみとほろ苦さは、酢飯との相性抜群です。
※価格やネタは変動する場合があります。