グルメ
2022/4/17 20:00

代替肉の次は「代替卵」がアツい!2foods×カゴメの「たまごじゃないオムライス」の味に驚かされた

オムライスは都内6店舗でも味わえる

プラントベースオムライスは、都内に6店舗展開されている「2foods」でも提供中。そのなかから六本木一丁目駅が最寄りの「2foods アークヒルズ店」に行き、トマトケチャップタイプも味わってみました。

 

↑「2foods アークヒルズ店」。プラントベースオムライスは、スライド式ディスプレイや立て看板でも大きく打ち出されていました

 

店頭ではデミグラスソースとトマトケチャップ、どちらかを選ぶ形で用意。価格はともに税込1210円(テイクアウトは1188円)で提供されています。また、Uber Eatsなどのデリバリーでのオーダーも可能。

 

↑「エバーエッグオムライス(プレミアムケチャップ)」(税込1210円)

 

食べて改めて感じるのは、卵の高い再現度。また牛乳由来のバターを使っていないからか、トロッとコク深いながらも余韻の重さはなく、口周りがベタつく感じがないのも特徴だと思います。

 

↑プラントベーストマトケチャップは、トマトの香りを活かしたカゴメの独自ピューレーがベース。国産さとうきび糖と沖縄の海水塩で、リッチな味に仕上げています

 

チキンライスは、国産玄米とカリフラワーライスをブレンドしたタイプ(店舗オリジナルのチキンライスとのこと)。ふわとろエッグと、凝縮感のあるトマトケチャップと三位一体に。オムライスNo.1決定戦「オムライススタジアム」を主宰するカゴメの技術力もさすがです。

 

市場ではプラントベースエッグの市販化が進行中

プラントベースエッグは国内でも徐々に市場が拡大中。昨年から先行して業務用の「HOBOTAMA」を発売していたキユーピーは、市販用の「HOBOTAMA 加熱用液卵風」と「HOBOTAMA スクランブルエッグ風」をこの3月にオンラインで新発売しました。さらに代替肉で有名なネクストミーツもプラントベースエッグの商品化を進めていて、ますます過熱することは必至です。

 

また世界を見るとプラントベースフード市場規模は2022年から2030年までの間に約4倍になると見込まれ、規模は18兆円以上になると予想されているとか。2foodsとカゴメも、今後は卵だけのプラントベースエッグを販売することを見据え、またインパクトとビジネス的な汎用性があり、サスティナビリティな加工食品や素材を開発したいとのこと。

 

↑開発に携わった2foods×カゴメの一部メンバー。最左が、「プラントベースフード業界のテスラを目指します」と語るTWOの東 義和(あずま よしかず)CEO。今後の展開にも注目です

 

プラントベースオムライスの一般発売自体、そう遠くない未来に実現するかもしれませんが、気になる人は2foodsの店舗やマクアケへ!

 

【URL】

https://www.makuake.com/project/2foods_kagome_omelet-rice/

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