グルメ
ラーメン
2016/11/5 19:00

つけ麺にハマグリを使用!? 繊細で上品な味わいの「SOBA HOUSE 金色不如帰」

本稿では、「つけ麺」や「まぜそば」がウマい店をドーンと紹介していく。ガツガツ・モリモリ食べて元気になれるような“渾身の一杯”を出す店を テーマに、看板メニューや店内・外観写真などの基本情報を中心にお伝えしよう。これを機に、紹介した店の味を己の舌で確かめてもらえれば本望だ。

 

■本日のお店

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SOBA HOUSE 金色不如帰

交通:京王新線 幡ヶ谷駅徒歩3分

住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-47-12

総座席数:8席(カウンター8席)

 

2種の塩とハマグリが香る上品で繊細な味付けが魅力

幡ヶ谷の名店「不如帰」が、2014年に店名を「金色不如帰」に変更。そもそもここは2006年創業で、ハマグリ出汁を使った繊細な一杯が有名な店だ。ラーメンファンだけでなく、評論家からも高い評価を受けている。限定メニューに意欲的な奇才・山本敦之店主は、ほかの店がやらないこと、使わない食材を探求。しかし高級食材を使用しつつも、スープと麺そのものはきわめてシンプルに仕上げているのが特徴だ。

↑つけそば(850円) 王道のそば同様シンプルだが、研ぎ澄まされた味は健在。ハマグリのスープに2種類の塩の香りが広がり、豊かな味わいを生む

 

同店の名物といえば、やはりそば(醤油)だが、素材を絞って塩の相性に特化した塩つけそばも隠れた人気メニュー。タレはモンゴル岩塩や沖縄産の塩をブレンドし、シャープな味に。スープはもちろんハマグリがベースだが、ゲンコツ、煮干し、椎茸などの出汁で味を調整。ツルツルっとすすりやすい三河屋製麺の特注麺は、つけ麺では珍しい丸ストレートだ。芸術品のように洗練された一杯を、ぜひ味わってほしい。

↑そば/醤油(800円) 日々進化するそば/醤油の味は、2015年の春にフルモデルチェンジ。全粒粉入りの中細麺は、スープとの相性が抜群でおいしい

※価格やメニューは変更になっている場合があります。