ステイホーム期間を経て人気となった外食グルメが、自宅で体験しにくい食の業態。そのひとつが劇場型ハンバーグだ。福岡発の西の横綱「極味や」、大人気のため整理券を導入している東の横綱「挽肉と米」をはじめ、注目店の魅力をレポートする。
※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです
【その1】ハンバーグの味と可能性を追求し革新的な提供法と劇場空間を発明
挽肉と米 定食
1600円
挽肉と米 渋谷
東京都渋谷区道玄坂2-28-1 椎津ビル3F
大人気店「俺のハンバーグ山本」創業者の新業態。肉の旨みや脂を落とさず炭火で焼き上げたハンバーグをカウンターにある焼き場に提供する。羽釜の炊きたてごはんと一緒にアツアツを食べられる。
編集部check
挽きたて焼きたてのハンバーグと強弱2種類の炭火で焼いた、肉汁と香ばしさが感動的。そのままでも美味だが、自家製の食べる醤油など8種類の薬味を付けるとよりおいしいです。自由度の高さが秀逸。
【その2】リッチな肉質のハンバーグをシズル感満点の鉄板焼きで
極味やハンバーグステーキ Sサイズ
1199円(写真はLサイズ 2079円。ごはんなどのセットは+385円)~
極味や 渋谷パルコ店
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ地下1階
表面だけに焦げ目が付いたこねたての肉塊を、ユーザーが目の前の鉄板で焼くスタイル。2019年11月に開業した渋谷パルコ店は、最長3時間待ちの大行列に。今年の12月には東京駅に出店予定。
編集部check
“一口ひと口焼きたて”を食べられるのが斬新。いままで味わったことがない濃厚な肉の旨みを感じられる極上のハンバーグです。さらにリッチな肉質の超粗挽きで、甘みとコクを最大限に味わえますよ!
【その3】香ばしさと弾力が豊かな牛たんとジューシーな通常部位を食べ比べ
牛たんハンバーグ 食べ比べ定食
2300円
ハンバーグ 嘉
東京都渋谷区神宮前6-12-6 J-cube B棟 1F
2021年12月に原宿で開業し、いまもなお開店前には列を成す人気店。挽きたて肉に2日炒めた飴色の玉ねぎを混ぜてこね、炭火焼きで仕上げる。イチオシは貴重な部位の牛たんと通常部位を使用したハンバーグを食べ比べられるセット。
編集部check
珍しい牛たんハンバーグは、通常部位に比べ弾力が豊かな食感と、口の中に広がる香ばしさがたまりません。黒胡椒が効いたデミグラスソースや5つ星米スターが選んだ羽釜炊きごはんと合わせても◎。
【その4】和牛を使った匠の贅沢ハンバーグをひと皿ずつコース仕立てで楽しめる
「肉の森」セット
1850円
肉の森
東京都渋谷区神宮前4-28-4
A4ランク以上の和牛を含む国産牛100%の手作りミンチを使用。ハンバーグはシンプルな塩とやさしいデミグラスソースを揃え、セットをコース仕立てで提供する。米は最高品種「さがびより」の羽釜炊き。
編集部check
スープ→ハンバーグ塩→もやしナムル&牛筋→炙りみそチーズデミグラスと、1皿ずつ絶妙なタイミングで味わえて楽しい!! 中と外で肉の部位と大きさを変えたパティは、食感に差があっておいしいです。