サムスンは数日後に、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」で披露する予定です。そんななか、2026年の「Galaxy S26」シリーズは新型バッテリーを採用することで容量が大幅にアップするという可能性が浮上しています。
XユーザーのJukanlosreve氏は、信頼性の高いリーカーIce Universe氏の発言を引用しながら、次のGalaxy S26シリーズではシリコンカーボンバッテリーが搭載されると主張。
このシリコンカーボンバッテリーとは、リチウムイオン電池の負極材料を従来のグラファイト(黒鉛)からシリコンに置き換える技術のことです。シリコンはエネルギー密度が高いため、持続時間を長くすることが可能。充電速度のアップや長寿命化も期待できます。
この技術はすでにOnePlus 13やHonor Magic7 Proなど中国製スマートフォンに搭載されており、スマホのサイズを増やすことなく、大容量バッテリーを実現しています。
今回の情報では、新型バッテリーの容量について具体的な数値は示されていません。しかし、Honorが約2年前にシリコンカーボンバッテリーの搭載を発表した際、従来より約13%も容量が増えると説明していました。
そのままの容量アップが実現するとすれば、Galaxy S24が4000mAhだったのに対して「Galaxy S26」は4520mAh、Galaxy S24 Ultraの5000mAhに対して「Galaxy S26 Ultra」は5650mAhになる見通しです。
おそらくGalaxy S25シリーズは従来型のバッテリーを搭載していると思われますが、電力効率のいい「Snapdragon 8 Elite」によってバッテリー持ちは良好なはず。来年のGalaxy S26シリーズでは、さらなる改善が期待できそうです。
Source: Jukanlosreve (X)
via: Tom’s Guide