アマゾンは、創業して間もない企業の製品やサービスを支援するグローバルプログラム「Amazon Launchpad(アマゾンローンチパッド)」を開始しました。
アマゾンローンチパッドは、ベンチャーキャピタルやクラウドファウンディング、アクセラレーターなどのスタートアップ企業を対象にし、販売、配送などを請け負うプログラム。まだまだ知名度が低く、資金力も乏しいスタートアップ企業に対して、露出の機会を設け、ブランドストーリーを構築し、販売のサポートを行うというもの。さらに、すでに日本以外の8か国で展開している各国のアマゾンローンチパッドと連携し、グローバルでの販売も支援します。販路もなく、広告費も乏しいスタートアップ企業にとっては、まさに“渡りに船”なプログラムといえます。
販売形態は、基本的にアマゾンマーケットプレイスに準拠します。販売業者から出品、納品をアマゾンにしてもらい、客からの注文と発送をアマゾンが代行するフルフィルメントを利用して展開。ほかにもマーケティングや広告展開、運転資金融資、自社サイトの運営支援なども行います。ユーザーにとっても、クラウドファウンディングなどで展開しているスタートアップ企業が持つ斬新かつ先進の商品を目にする機会が増え、しかもアマゾンによる管理で安心して購入できる機会が得られるようになるわけです。
アマゾンローンチパッドは、1月18日11時よりアマゾンのサイトにリンクが表示されるようになり、誰でも利用できるようになっています。アマゾンローンチパッドで購入できる商品のいくつかは、すで他社のクラウドファウンディングなどに登場しているものもありますが、ここでしか買えないアイテムもあるので、一度のぞいてみることをオススメします。
注目アイテムを紹介
アマゾンローンチパッドで販売している商品のなかから、注目のアイテムをいくつかピックアップしてみたので紹介しましょう。
この小さなタグのようなものは、鍵や財布などに取り付けることで、紛失しそうになったとき、スマホに警告を出してくれるIoTデバイス「MAMORIO」です。Bluetoothでスマホと接続し、最後に通信した場所がわかるので、紛失した場合にどこでなくしたのか調べることができます。
ヤマハが開発に協力したヘッドホン「VIE SHAIR(ヴィー・シェア)」。耳に直接触れないエアーフレームを使用し、長時間の使用でも耳が痛くなりません。音の指向性が高いので、イヤーパッドがなくても音漏れの心配もなし。
スマートフォンで鍵の操作ができるQrioの「SmartLock」。鍵を閉め忘れても、オートロック機能により自動的に鍵を閉めてくれるので、閉め忘れをすることがなくなります。
持ち運べるサイズながら、高機能なDJマシン「Monster GODJ-C」。ポータブルスピーカーと接続すれば、いつでもどこでもDJプレイが楽しめます。
両足約100の個別制御可能なLEDを搭載したスマートフットウェア「Orphe(オルフェ)」。専用のスマートフォンアプリで、光の色や音を自由に変えられます。
窓に貼るだけで、窓の戸締まりをスマートフォンで確認することができるセンサー「leafee mag」。家中の窓に設置しておけば、すべての窓を確認しにいかなくても、その場ですべての窓の状態をチェックできます。
これまでありそうでなかった新機軸の商品が揃っているので、購入者側にとっても便利なグッズを安心して購入しやすくなるメリットがあります。ぜひ一度、アマゾンローンチパッドをチェックしてみて下さい。