サムスンが開発中と噂の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」が中国の3C認証サイトに登場し、充電速度などの仕様が明らかとなりました。

3C認証とは、中国の「強制製品認証制度(CCC: China Compulsory Certification)」のこと。中国国内で販売や輸入される製品が、安全性や品質基準を満たしていることを確認するための強制的な認証制度です。ここから正式発表前の新製品に関する詳細が判明することもよくあります。
これによると、Galaxy Z Fold7とZ Flip 7のモデル番号は「SM-F9660」と「SM-F7660」となっています。両方とも対応する急速充電器としてモデル番号「EP-TA800」が記載されており、昨年のGalaxy Z Fold6およびZ Flip6と同じく25Wの有線充電に対応していると示唆しています。
この充電速度は、2020年に登場したGalaxy Z Fold2から変更されていません。サムスンは2022年発売のGalaxy Z Flip4でも同じ充電速度を採用し、最新のZ Flip6でも引き継がれています。
認証リストには、これ以上の詳細な情報は書かれていません。充電速度は改善されないようですが、両モデルとも順調に発売へと近づいているようです。
これまでの噂話では、Galaxy Z Fold7は200MPのメインカメラと改良されたディスプレイ下カメラセンサーを搭載すると報じられています。つまりGalaxy Z Fold6と比べてメインカメラの画素数が4倍になり、折りたたみ画面内にある自撮りカメラの撮影クォリティが上がる可能性があります。
また内側の折りたたみ画面が8.2インチ、外側が6.5インチとなり、どちらも大型化するとの噂もあります。そして折りたたむと9.5mm、開いた状態ではわずか4.5mmもの薄さになると言われています。
かたやGalaxy Z Flip 7は、4300mAhもの大容量バッテリー(Z Flip6は4000mAh)を搭載し、折りたたみ画面は6.85インチ、外側ディスプレイは4インチとなり、ともに大型化すると報告されていました。今後の、さらなる続報を待ちたいところです。
Source:91mobiles