Googleは、「文書作成サポート(Help me write)」機能が日本語と韓国語に新たに対応したことを発表しました。

この機能は、昨年6月から提供が始まっていました。今回の対応により、対応言語の幅がさらに広がったことになります。対象となるのはウェブ版Gmail、Android版、iOS版で、2025年4月7日から最大15日間かけて順次展開されます。
「文書作成サポート」は、GoogleのAI「Gemini」がメールの全文を自動で作成したり、既に書かれた文章を改善してくれる機能です。使える主な機能は以下の通りです。
- 下書きの作成:自分の言葉で希望する内容を入力すると、AIがメール本文を生成
- 返信作成:スレッド内の前後の文脈を理解し、適切な返信を提案
- フォーマル化:文章のトーンを、より丁寧な表現に変更
- 詳細追加:メールの内容に、さらなる説明や情報を追加。
- 短縮:メール文を簡潔にまとめ、コンパクトに調整
なお、この機能は無料ユーザーやGoogle One(旧Googleドライブ)のベーシック/プレミアムプランでは利用できません。実際に利用できるのは、以下のユーザーです。
- Business Starter / Standard / Plus
- Enterprise Starter / Standard / Plus
- Gemini Education / Education Premiumアドオン利用者
- Google One AI プレミアムプラン加入者
また同時に、Googleドキュメントにおける「文書作成サポート」機能が日本語を含む4言語(イタリア語、フランス語、ドイツ語)に対応したことも発表されました。
すべてのユーザーが利用できるわけではありませんが、特にビジネスシーンでのメール作成に悩んでいる方にとっては助けになる機能と言えそうです。