サムスンの新型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」は、厚さ5.8mm・重量163gという超薄型かつ軽量な設計のため、一部では耐久性に不安の声が上がっていました。実際にどうなのでしょうか? 過酷な耐久テストで知られるYouTuber、JerryRigEverything(Zack Nelson)氏が検証しました。

Galaxy S25 Edgeはフレームにチタンを採用しており、従来のアルミニウム製フレームより高い強度を実現しています。前面ガラスにはGorilla Glass Ceramic 2、背面にはGorilla Glass Victus 2が使われており、いずれも傷や衝撃に強い素材。さらに、防塵・防水性能を示すIP68等級にも対応しています。
JerryRigEverything氏によると、S25 Edgeは折り曲げテストで本体がたわんだり破損したりすることはなかったとのこと。フレームは刃物で引っかいても傷が付きにくいと確認されました。前面ガラスはモース硬度6のピックで傷がつき始め、7で深めの傷が入るものの、これは一般的なスマホと同等のレベルです。背面カメラもパネルから剥がれることなく、しっかりと固定されていました。
さらに、30秒間ライターの火をあてる耐熱テストでも、画面に焼け跡や恒久的な損傷は確認されず、高い耐熱性能が証明されています。このテストでは多くのスマホが損傷を受けており、S25 Edgeの優秀さが際立ちます。
同氏は、超薄型設計であることから当初は「曲がりやすい」と予想していたものの、実際には「予想以上に強い」とコメントしています。“薄さ”が話題となった最新iPad Proがいとも簡単に曲がったのとは対照的だとも述べています。
一方で、背面カメラの出っ張りが大きく、机の上に置いた際に本体がぐらつく点や、機能重視のユーザーにとってはやや物足りなさがあるとも同氏は指摘。それでも、耐久性については「まったく心配不要」と太鼓判を押しています。
Source: JerryRigEverything (YouTube)
via: Sammobile