開発が遅れている「SiriのApple Intelligence機能」。しかし、ついに2026年春にリリースされると米ブルームバーグが報じています。

SiriのApple Intelligence機能では、個人のバックグラウンドを理解したり、画面上の状況を認識したり、アプリとの深い連携をしたりすることが可能とされています。アップルはこの機能を2024年の「WWDC 24」で発表しましたが、「iPhone 16」の発売日だけでなく、2025年4月にリリースされた「iOS 18.4」でも、SiriのApple Intelligence機能の配信は見送られました。
ブルームバーグによれば、SiriのApple Intelligence機能では品質に問題があったため、リリースが見送られたとのこと。現在は問題に対処するため、より強力な基盤アーキテクチャに切り替えているそうです。これにより、同機能は2026年3月か4月の「iOS 26.4」のアップデートで導入される可能性があるそう。
また、今後数週間の開発が「有望であると証明されれば」、アップルは今秋に発売される次期「iPhone 17」で、SiriのApple Intelligence機能を先行公開する可能性もあるとブルームバーグは言います。
アップルはSiriのApple Intelligence機能の導入が大幅に遅れていることで、複数の集団訴訟にも直面しました。それはそれで問題ですが、十分な品質のプロダクトに仕上げてから、世に送り出してほしいとも思います。