スポーツアイウェアブランドのオークリーは、Metaと共同開発した新型スマートグラス「Oakley Meta Glass」を、2025年6月20日(米国現地時間)に発表すると予告しています。

MetaはすでにRay-Banと提携し、スマートグラスを発売していますが、2025年初めにオークリーのサングラスにも同様の技術を導入する計画を進めていると米ブルームバーグに報じられていました。
今回のモデルはオークリーの「Sphaeraグラス」をベースに、写真・動画撮影用のカメラ、AIアシスタント機能、音楽再生、通話機能などを搭載し、Meta AIが周囲の状況に関する質問にも回答すると見られています。
このオークリー版Metaグラスは、特にサイクリストやアスリート向けに設計されており、カメラはフレーム中央に配置されると予想されています。製品の詳細は6月20日に正式発表される予定。
一方、アップルはMetaに追いつくべく、カメラやマイク、AIを搭載したスマートグラスを開発中と報じられています。両社はフル機能、つまりディスプレイ付きのARメガネの開発に取り組んでいるとみられ、Metaはすでに「Orion」と呼ばれるプロトタイプを公開しています。
このような競争がスマートグラス市場の技術革新をさらに加速させると期待したいところです。