サムスンの次期縦折り型スマートフォン「Galaxy Z Flip7」の公式レンダリング(CG)とされる画像が公開され、外側のカバーディスプレイがカバー全体を覆うほど大きくなると報じられています。

Android情報サイトのAndroid Headlinesが掲載した画像によると、次期モデルは従来のフォルダー型(右下に切り欠きがあるデザイン)から、カバー全体が1枚のディスプレイになる設計になっており、モトローラのRazr Ultraシリーズに似た印象を受けます。

この変更によって実用性が向上する見込みですが、カバーディスプレイ上ですべてのアプリが動作するかどうかは明らかになっていません。現状では、一部のアプリに限られる可能性があります。
また、本体は前モデル「Galaxy Z Flip6」よりも薄くなり、携帯性がさらに高まるとみられています。本体カラーは「ブルーシャドウ」と「ジェットブラック」で、どちらも前モデルにはなかった新色となっています。
これまでの情報を総合すると、「Galaxy Z Flip7」の予想スペックは以下の通りです。
- チップセットは Exynos 2500を搭載予定
- メモリは12GB、ストレージは128GB/256GB/512GBのバリエーション
- カメラの構成は50MPメイン + 12MP超広角
- バッテリー容量は約4000mAhで据え置き
- ヒンジや折り目(シワ)はさらに目立たなくなる設計
- 価格は前Galaxy Z Flip6と同じ程度になる見通し
カバーディスプレイの大型化と本体の薄型化が実現すれば、このデバイスは活躍の幅を広げるはず。チップ性能に関しては劇的な進化はないものの、全体としては着実な進化が期待されます。
Source: Android Headlines