米Amazonが開発し、爆発的なヒット商品となっているスマートスピーカー「Amazon Echo」(※)。独自の音声認識ソフト「Alexa」を搭載し、音声による対話型の操作により、ワイヤレススピーカーとして使えるだけでなく、ほかのIoT家電と連携して様々なことを行えます。例えば、照明や空調のオン/オフ、スマホに入れたスケジュールの確認、Amazonサイトでの買い物などを話しかけるだけで行えるのです。
※:日本未発売
今後、生活とインターネットを結ぶIoTの様々なシーンで活用されると予測されている音声対話型デバイスですが、一部の報道によればあのAppleもSiriの技術をベースにしたスマートスピーカーを開発中とされています。日本ではすでにシャープが「ホームアシスタント」を開発しており、2017年上半期の一般発売を予定しています。今後、インターネットやスマートフォンのように爆発的に普及することもありえる注目のスマートスピーカーの最新モデルを紹介します。
今後発売予定のスマスピ!!
昨年のCEATECや年始のCESでは、多くのメーカーがスマスピを参考展示し注目を集めていました。“日本語認識”というハードルはあるものの、2017年は日本市場でもスマスピが盛り上がる兆しとなっています。
LINE
WAVE
価格未定(日本・韓国で初夏発売予定)
同社初となるハードウエア。独自開発のクラウドAI「Clova」を搭載し、各種LINEアプリと連携。コンテンツサービスや家電連携機能などを搭載予定です。日本国内で多くのユーザーを抱えるLINEのハードだけに、ヒットのポテンシャルを秘めたモデルといえるでしょう。
LGエレクトロニクス
LG Hub Robot
価格・発売時期未定
同社のスマート家電プラットフォーム「Smart Home Hub」と連携。家電を操作できるほか、料理のレシピや本の読み聞かせを声でアシストする機能も。
レノボ
Lenovo Smart Assistant
予価129.99ドル(国内発売時期未発表/海外5月発売予定)
アマゾンの「Alexa」を搭載。高音質が特徴で、標準モデルのほかオーディオブランド「ハーマンカードン」モデル(予価179.99ドル)もラインナップ予定となっています。
オンキヨー
VC-FLX1
価格・発売時期未定
アマゾンの「Alexa」を搭載。モーションセンサー搭載のWebカメラや温度・湿度センサーを内蔵し、ネットワークカメラとしても利用可能となっています。