SF映画の人気アイテムと二次元キャラクターの融合
SF映画のファンの方にとって“夢のアイテム”ともいえるホログラム。
最近になってスマホを使ったホログラムを自作できる3D映像や、ホログラムを使ったプロトタイプのアイテムなどが続々と発表され、徐々に現実のものになりつつあります。そして、ついに日本でもホログラムを使った驚きのアイテムが発表され“二次元を愛する人々”を中心に話題となっているようです。
そのアイテムとはIoT製品の企画・開発を手掛けているウィンクルが発表した「Gatebox」という商品。ホログラム上に映し出されるキャラクターが会話や家電の操作、ネットの情報を教えてくれるというマニア垂涎のグッズです。
多彩なセンサーを駆使しユーザーの生活をサポート
この「Gatebox」はホログラム投影技術によってデジタルキャラクターがユーザーとコミュニケーションをとれる「ホログラムコミュニケーションロボット」のプロトタイプ。搭載された様々なセンサーによって多彩な動作を実現しています。
例えば、ユーザーが帰ってくると「おかえりなさい」と声をかけてくれたり、朝に目覚ましの代わりに起こしてくれたり、家電の操作や今日の天気などの情報収集をしてくれたりと、ユーザーを助けてくれる機能が数多く搭載されています。
プロトタイプのキャラクターデザインは人気のフリーランスデザイナーである箕星太朗氏が監修とデザイン手掛けています。
ほかにも正式に製品化された際にはさまざまなキャラクターに切り替えられるという情報もあり、将来的にはユーザーごとにその人の好きなキャラクターを映し出すということも可能になってくるかもしれませんね。
この「Gatebox」は現在、正式な製品化を目指して資金調達を行っており、その技術力の高さから注目する企業も非常に多くなっているようです。
ホログラム技術の製品化に期待している方や、一人暮らしの方、アニメやゲームなどのジャンルが好きという方はぜひ続報に期待していただきたい製品です。