デジタル
2016/2/19 20:30

近い将来実用化される!? 「ナニコレ」デジタルガジェット8選

IoTの技術革新が進み、新たな機能を持った新製品が次々と開発されています。耳にあてて通話できる指輪や、食べ過ぎを防いでくれるスプーンなど、未来のアイテムとして思い描かれていたようなモノが、現実に製品化され、身近に利用できるようになりつつあります。

 

そこで今回は、米国ラスベガスで開催された世界最大規模の家電見本市「CES 2016」で公開された海外メーカーの製品を中心に、最新のデジタルガジェット8選をお届けします。

スマホと連動して通話ができる指輪型デバイス

「OKTO RING」という指輪型のウェアラブルデバイス。スマホと連動させると着信時にバイブレーションで通知され、搭載するマイクとスピーカーによりそのまま通話できます。1回(30分)の充電で4時間通話可能です。

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↑人差し指に装着して使います。質量は10gほどで、防水仕様。もちろんユーザーに合うサイズを選べます

いつでも新鮮な味わいが堪能できる家庭用ワインサーバー

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「D-Vine」は、フランスのメーカーによる家庭用のワインサーバー。ワインのエキスパートが吟味したという専用カートリッジを本体にセットすると、自宅でいつでも手軽に新鮮な味わいを堪能できるというもの。

 

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↑専門家が選んだ約30銘柄を用意。フランスメーカーだけあって、ワインの選定にもこだわっています

トヨタによる斬新なデザインのコンセプトカー

CESではクルマの展示も多数ありましたが、なかでもトヨタのコンセプトカー「FV2」と「KIKAI」に注目。いずれも発表済みのモデルですが、見た目の斬新さもあって多くの人が足を止めていました

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↑FV2はハンドルがなく、体重移動による運転が可能

 

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↑KIKAIは新鮮かつレトロ感もたっぷりのデザインが話題に

食べ過ぎを防いでダイエットに役立つ“スマートスプーン”

「spü n」はアプリと連携して、撮影した食べ物を認識してくれます。そのデータを踏まえたうえで、食べ過ぎや早食いを警告する、まさに“スマートスプーン”といえます。フォークなど3種類の形状をラインナップしています。

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↑CESでの展示は3Dプリンターによるモックアップのみ。75米ドルで発売される予定です

[nextpage title=”育毛を促すヘルメットや自宅で飛行体験ができるVRゲーム機も”]

Bluetooth経由で音を鳴らせるレコードプレーヤー

オーディオテクニカのターンテーブル「AT-LP60-BT」は、Bluetooth接続に対応するレコードプレーヤー。BTスピーカーやBTヘッドホンに、ワイヤレスでレコードの音を飛ばして楽しめます。米国では1月発売(179米ドル)。

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↑テクニクスなどアナログプレーヤーの展示が目立つなか、BT対応は斬新。利便性を追求しています

薄毛に悩む人必携!? レーザーで育毛を促すヘルメット

「iGrow」はヘルメット内部から発せられるレーザーが頭部を刺激し、育毛を促進する(らしい)ヘルメット型デバイス。ヘッドホンを備えるため、自宅で音楽を聴きながら手軽に育毛活動に励むことができます。

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↑メーカーによれば効果は実証済みとのこと。薄毛に悩む人は試してみるのもアリかも!?

GoProを装着して海中撮影ができる潜水艦型ドローン

台湾のホビーメーカーThunderTigerによる潜水艦型ドローンの「TTR-SB SEAWOLF」は、GoProのカメラを装着して水中を撮影できます。ラジコンのほか、最長30mのケーブルを使った有線での操縦にも対応しています。

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↑専用リモコンには8インチ液晶ディスプレイを搭載し、カメラの映像を表示可能です。999米ドルで発売

自宅で飛行体験ができて全身のトレーニングにも

「ICAROS」は、対応するHMDと連動させることで、まるでハンググライダーに搭乗して空を飛んでいるかのような体験ができるVRゲーム機。プレイ時は全身を使うため、適度なトレーニングにもなるとのことです。

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↑ゲームプレイは意外とハード。日ごろ運動不足の人にとっては、ちょうどいいエクササイズになりそうです

 

 

オーディオテクニカのターンテーブル以外は、コンセプトモデルだったり、実用化検証中のものだったりと、実際に登場するのは少し先になりそうですが、いまから製品化が待ち遠しいですね。