アップルが開発を進めている「CarPlay」は、車の運転中に、ハンドルから手を離さずに、ちょっとしたメールを打ったり、通話やカーナビが利用できる機能です。
欧米の自動車メーカーを中心に採用が進んでおり、日本でもトヨタや日産など多くのメーカーが採用を予定しています。しかし、搭載されるのは2016年以降の新車モデルがほとんどで、一般に広まるにはまだ少し時間がかかりそうです。
しかし、iPhone 4S以降に搭載されている音声認識インターフェイス「Siri」を活用すれば、CarPlayの利便性を疑似体験できてしまします。そんなSiriを、運転中でも安全に使える便利アイテムを2つご紹介します。
声でSiriを呼び出せるBluetoothスピーカー「JBL TRIP」
JBL
「JBL TRIP」
実売価格1万4990円
「JBL TRIP」は、マグネット式クリップを備え、クルマのサンバイザーに取り付けられるBluetoothスピーカー。マイクを搭載し、スマホでのハンズフリー通話やSiriなどによる音声操作も行えます。
運転中に音楽をかけたいとき、iPhoneと本機をあらかじめBluetooth接続しておけば、本体に「Hey、Siri！ 音楽かけて」と話しかけるだけでOK。
しかも、小型サイズながら音質はJBLクオリティ。走行音に埋もれず、ノリのいいサウンドが楽しめます。ナビアプリの音声もクリアに再生できるので、スマホやタブレットをナビ代わりに使っている人にもおすすめですね。
SPEC
Bluetooth：Ver.3.0
最大出力：3.2W
周波数特性：160Hz～20kHz
バッテリー連続再生時間：約8時間
サイズ：W134×H64×D34㎜／230g
ハンドルに取りつけてワンタッチでSiriを呼び出せるリモコン「PIP-SRC」
プリンストン
「PIP-SRC」
3月18日発売
実売価格3974円
直径40mmまでのハンドルに取り付けられるSiriリモコン。車の運転中に、手元の操作ひとつで傍にあるiPhoneやiPadのSiriを呼び出せます。
Siriに話しかけることで、目的地までのルート検索や、登録している家族や友人へのショートメッセージなど、画面に目を向けることなく、手持ちのiPhoneを操作できます。
Bluetooth4.0 LowEnergyに準拠した超省電力チップセット採用しているので、ボタン電池（CR2032）1個で約半年間の使用が可能です。
SPEC
Bluetooth：Ver.4.0
サイズ：W192×D32×H20mm／約22g
これらの製品をうまく使ってSiriを活用すれば、ドライブ時の頼れるパートナーになってくれそうですね。