デジタル
2017/11/27 21:20

Androidタブレットはどこを見て選ぶべき!? 自分にあった1台がわかるタブレットの選び方講座

いまやパソコンに代わる存在として、家庭内でのSNS閲覧やネットサーフィン、ネット動画視聴に使われているタブレット端末。スマホよりも大画面で、パソコンよりも自由な姿勢で使えるため、家ではもっぱらタブレットばかり使っているという方も多いでしょう。今回は、そんな便利なタブレット端末の選び方を、デジタル製品に詳しいライターのナックル末吉さんが解説。各モデルを実際に使って試し、どのような人に向いているのかチェックしました。

↑ナックル末吉さんが実際に使ってチェック
↑ナックル末吉さんが実際に使ってチェック

 

【比較機種】

1.スタンド付きで動画視聴に最適

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Lenovo「YOGA Tab 3 10」
実売価格2万3650円

可動式のスタンドを備え、利用シーンに応じてホールド、チルト、スタンド、ハングの4つのモードで使用可能。導電性の有無やパネルへの接触面積からタッチを認識し、一般的な鉛筆やペンをそのままスタイラスとして利用できる「AnyPenテクノロジー」を採用しています。

●CPU:Qualcomm APQ8009 クアッドコア(1.3GHz)●メモリ:2GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1280×800ドット)●バッテリー:連続使用約18時間●サイズ/質量:253×185×3.5-9.5mm/約655g

 

2.ガラス採用の薄型ボディがスタイリッシュ

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NEC「LAVIE Tab TE510/HAW」
実売価格3万6800円

本体背面に耐久性・傷耐性にすぐれた「Gorilla Glass 4」を採用し、厚さ約7.2mmの薄型ボディを実現。すばやくログインできる指紋認証の採用でセキュリティを強化しています。タブレットの起動から基本的な操作方法までがわかるセットアップシートや、Googleアカウントの登録方法、インターネットやメールのはじめ方などを解説したガイド「かんたん!LAVIE Tab for Android」など、初心者でも簡単に使い始められます。

●CPU:Qualcomm APQ8053 オクタコア(2Hz)●メモリ:3GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1920×1200ドット)●バッテリー:連続使用約8.8時間●サイズ/質量:246.8×172.5×7.2mm/約485g

 

3.お手ごろ価格の10型タブレット

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ASUS「ZenPad 10(Z301M)」
実売価格2万1400円

独自の映像テクノロジー「ASUS VisualMaster」により、鮮明な映像を再生。ディスプレイには指紋がつきにくい「アンチフィンガープリント加工」を施しているので、いつでもきれいに使えます。本体カラーはダークブルー、クラシックホワイト、アッシュグレーの3色(画像はアッシュグレー)。

●CPU:MediaTek MT8163Bクアッドコア(1.3GHz)●メモリ:2GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1280×800ドット)●バッテリー:連続使用約10時間●サイズ/質量:251.7×172.1×8.9mm/約470g

 

4.持ち歩きたくなる8型タブレット

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Huawei「MediaPad M3 Lite」
実売価格2万7670円(Wi-Fiモデル)

フルHD解像度の8型ディスプレイを搭載。Android 7.0をベースにした独自のUI「Emotion UI」を搭載しており、誰でも使いやすい操作性を実現しています。Wi-Fiモデルのほか、ナノSIMカードを挿して単独でネット通信が行えるLTEモデル(2万8962円)もラインナップ。

●CPU:Qualcomm MSM8940 オクタコア(1.4GHz)●メモリ:3GB、ストレージ:32GB●ディスプレイ:タッチ対応8型ISP(1920×1200ドット)●バッテリー:連続使用約時間-(4800mAh)●サイズ/質量:213.3×123.3×7.5mm/約310g

 

今回は、プライベート使うことを想定した使い勝手をチェック! 「画面サイズ・重量」「ディスプレイ解像度」「スピーカー性能」の3項目で比較しています。

 

①持ち歩くかどうかでサイズを選ぼう

プライベート用のタブレット端末として、もっともスタンダードなサイズは10型です。10型タブレットは片手で持ちやすく、動画を視聴するのにも困らない標準的なサイズ。

 

Appleのタブレット端末「iPad」シリーズは、9.7型の「iPad」と7.9型の「iPad mini」の2サイズ、よりクリエイティブな用途に対応する「iPad Pro」は、10.5型と12.9型の2サイズが用意されていることからもわかるように、標準サイズは10型前後で、それよりコンパクトさや作業しやすさを求めるなら、より小さい/大きいサイズも選べるようになっています。

 

ですので、10型モデルを基本とし、コンパクトに持ち歩きたいなら7~8型サイズを、外に持ち出さずより大きな画面が欲しいなら12型以上のサイズを選択肢に入れるといいでしょう。

↑片手におさまる8型は持ち運びしやすい
↑片手におさまる8型は持ち運びしやすい

 

今回比較した4機種のうち、Huaweiの「MediaPad M3 Lite」のみ8型で、それ以外は10型となっています。まずは持ち歩いて使うどうかを考えて、自分の用途に合ったサイズを選んでみましょう。

 

②解像度は多少高くてもフルHDを選ぶべし

最近は5型前後のスマートフォンでもフルHD以上の解像度を備えた端末が登場していますが、画面が大きなタブレットでは解像度がより重要に。今回比較する4機種のうち、フルHDは「LAVIE Tab TE510/HAW」と「MediaPad M3 Lite」の2機種で、それ以外はHD解像度となっています。

 

「同じ10型のフルHDモデルとHDモデルを見比べてみると、その差は歴然。特に文字フォントは、HDモデルだとややギザギザが目立ちます。YouTubeなどのネット動画でもフルHD対応のコンテンツが増えてきていますので、これから買うなら多少高くてもフルHD解像度の機種がオススメです」(ナックルさん)

 

③スピーカーは実機で聴いてみるべし

タブレット端末で動画を視聴したい人は、音質を左右するスピーカー性能やデジタル音声技術などもチェックしておきましょう。今回の4機種は、いずれもステレオスピーカーを内蔵し、ドルビーやDTSなどの音響技術を搭載しています。

 

ナックルさんに実際に動画を視聴して頂いたところ、「4機種のなかで最も音質がいいと感じたのはNEC『LAVIE Tab TE510/HAW』ですね。見た目以上に音の広がりがよく、手に持った際にちょうど聴こえやすくなるようにデザインされていると感じました」とのこと。同機はドルビーアトモスに対応しており、ステレオ音声も臨場感のあるサウンドに変換して再生することができます。

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↑横にして持ったとき、ステレオスピーカーが上部にくるようにデザインされてるので、音声が聴き取りやすい

 

同じくドルビーアトモスに対応するLenovo「YOGA Tab 3 10」は、「スタンド部に内蔵された大きなフロントスピーカーで大音量再生できるので、大人数で動画を見るのにいいですね」(ナックルさん)とのコメント。

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ディスプレイとベゼルの隙間からデュアルフロントスピーカーが覗くASUS「ZenPad 10(Z301M)」は、「DTSプレミアムサウンドテクノロジー」と独自の「SonicMasterテクノロジー」を搭載。ヘッドホンを使用すれば7.1chのバーチャルサラウンドが楽しめます。

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「音量マックスでもやや物足りなさを感じますが、音質は及第点。音の指向性が広いので、タブレットの正面にいなくても聴こえ方に影響しにくいのがいいですね」(ナックルさん)

 

Huaweiの「MediaPad M3 Lite」は、オーディオブランドHarman Kardonと共同開発したステレオスピーカーを搭載。バランスのとれた広がりのあるサウンドを再生します。

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「大音量だと音が割れてしまいますが、ひとりで視聴する分には問題ないでしょう。標準程度の音量だと音質もスッキリして聴き取りやすいです」(ナックルさん)

 

どんな人にオススメ?

今回の4機種はそれぞれに個性的な特徴を持っていますが、どういう人に向いているのでしょうか。

 

「スタンドを搭載したLenovo『YOGA Tab 3 10』は、動画視聴向き。外に持ち歩くにはやや重く、スタンドの分だけ厚みもあるので、自宅専用機が欲しい人にオススメです」(ナックルさん)

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「NEC『LAVIE Tab TE510/HAW』は、隙のないスペックと使いやすさなので、これを買っておけば不満なし、という意味ではタブレット初心者や初めての1台にオススメ。国内メーカーらしくサポートが充実しているので、お子さんや高齢者へのプレゼントにも最適です」(ナックルさん)

 

「ASUS『ZenPad 10(Z301M)』は価格は安いのですが、スペックは1世代前のものという印象。自分の用途に合ったスペックかどうか見極められる人なら、コスパが高いといえます。また、2台目、3台目としてもオススメです」(ナックルさん)

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↑ASUS「ZenPad」の背面はテクスチャー加工が施されている

 

「Huaweiは、持ち歩いて使うことを考えている人向け。今回はWi-Fiモデルを使いましたが、格安SIMを挿して便利に使えるLTEモデルもオススメです」(ナックルさん)

 

普段から10型サイズのAndroidタブレットを愛用しているというナックルさんですが、今回試した4機種のなかで気になるモデルはあったのでしょうか? 「4機種のなかで私が気に入ったのはNEC『LAVIE Tab TE510/HAW』ですね。ガラスを使った薄型ボディにバランスの取れたスペックで、初心者から上級者まで幅広い層に勧められるモデルだと思います。また、8型サイズのHuawei『MediaPad M3 Lite』も、上着のポケットに入れて持ち歩きたくなる薄型軽量デザインで、使ってみたくなりました」(ナックルさん)

 

次回は、仕事にもプライベートにも使える2in1タイプのWindowsタブレットを比較します。お楽しみに!