デジタル
2018/2/9 10:00

AIが新たなマンガのペンになる!? 白泉社からAIが自動着色したカラーマンガが配信スタート!

技術が進化すれば人の手は必要なくなる。そんな声が聞こえるようになり、近年ではスマートスピーカーなど、生活レベルでAIが活躍する状況が続いています。アート、モノ作りの世界でも、例えば定型的な文書作成は自動作成されるようになるなど、さまざまな発展を見せています。そんななか、日本が誇る文化「マンガ」で、AIを用いた新たな展開が開かれました。白泉社と博報堂DYデジタルが、深層学習技術による線画自動着色サービス「PaintsChainer(ペインツチェイナー)」 を活用したカラー版マンガ作品の配信を開始したのです。

 

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ペインツチェイナーは、Preferred Networks(PFN)が提供する線画自動着色サービスで、白黒などで描かれた線画ファイルや写真画像をアップロードするだけで、深層学習の技術を使って完全自動着色または色指定による自動着色してくれるWebサービスです。今回ペインツチェイナーを、マンガを着色するためにカスタマイズし、深層学習による自動着色ならではのグラデーションなど、独特の味わいが楽しめます。

 

第1弾配信タイトルは「結婚×レンアイ。」(著:萩尾彬)と「私達××しました」(著:空あすか)で、1月24 日より白泉社e-net ほか主要電子書店サイトにて配信を開始しています。今回の第1弾配信を皮切りに、今後も他作品の自動着色によるカラー版の制作、配信も行なうそうです。細かなニュアンスの表現などは、まだまだ人間のイマジネーションには届かないとは思いますが、もし今後より細かな着色が可能になったら、マンガ家にとっての新たな表現ツールにもなり得そうですね。

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