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2018/9/23 17:30

アナログ手帳派にも刺さる便利さ! iPhone XS Max対抗馬の筆頭「Galaxy Note9」海外版を使い倒した!

カメラの性能&楽しさも満足必至

カメラが大幅に進化したことも見逃せないポイントです。前モデルのNote 8と同じく1200万画素のデュアルカメラを搭載していますが、さらに、Galaxy S9/S9+で注目されたF値2.4モードとF値1.5モードの自動切り替えやスーパースローモーションなど、先進的な機能がまるごと追加されています。

 

F値1.5モードで夜景がきれいに撮れることはもちろん、明るい場所でも、曇りの日でも、その場の空気感を生かしつつ、明るく撮れました。まずは、写真は素人の筆者が撮った作例をご覧ください。

 

↑暗い場所では自動でF値1.5になった。後方のビルも画質が粗くなることなく、くっきりと撮影できた

 

↑ベルリンの有名なショッピングセンターで撮影

 

↑フロントカメラは800万画素でF値1.7。暗い場所の自撮りも大丈夫そうだ

 

↑昼間の撮影はF値2.4で撮れる。明るくナチュラルな色で撮れる印象

 

↑ベルリン大聖堂の中で撮影

 

↑ベルリン大聖堂の上層から撮影。小雨が降っていたが、ここまで撮れたら上々だよね

 

スーパースローモーションで撮影した動画がこちらです。

 

 

Note9のカメラは、IFA 2018の取材でも大活躍しました。望遠レンズに切り替えて2倍ズーム撮影ができるし、僕が使っているコンパクトデジカメ(Canon G16)よりもオートフォーカスが速いし、あとでメモも書き込めるし、取材との相性は抜群によいカメラと感じました。

 

↑サムスンのプレスカンファレンスで撮影。広角カメラでは、横に長い舞台全体をフレームに収められた

 

↑望遠カメラに切り替えて撮影。比較的暗めの会場だったが、シャープな画質で撮れた

 

セキュリティもバッテリー容量も万全!?

セキュリティは顔認証、虹彩認証、指紋認証の3つに対応し、顔認証と虹彩認証を併用する「インテリジェントスキャン」にも対応しています。よく使うアプリをエッジスクリーンから起動できる機能も健在。2つのアプリを「アプリペア」として登録して、それらのアプリをマルチウィンドウに同時に起動することもできます。

 

↑認証が速いが暗い場所が苦手な顔認証と、認証にやや時間を要するが、さほど環境に左右されない虹彩認証を組み合わせて利用可能。ほとんど意識することなくアンロックできた

 

↑ディスプレイの端からスワイプして表示できるエッジスクリーンに、よく使うアプリのアイコンを設定可能。2つのアプリをペアにして登録しておくことも可能

 

↑このように画面を分割して、2つのアプリを一気に起動できる。縦長の大画面なので、2分割しても、それぞれの画面で、そこそこの情報量を表示できることもメリット

 

バッテリー容量は4000mAhで、前モデル(3300mAh)より大幅に増えています。実際に使った感覚としても電池持ちはよく、「結構使ったなぁ」と思う日でも、1日で電池残量がピンチになることはなかったです。

 

↑4000mAhの大容量バッテリーに加えて、省電力モードも備えているので、1泊2日の出張くらいは、充電器を忘れてもなんとかなりそうだ

 

Galaxy Note9は、2018年9月22日現在、まだ日本での発売についてはアナウンスされていない。日本向けモデルでは仕様が変更される部分があるかもしれないし、価格もどうなるかわからない(安くはないだろうが…)。だが、6.5インチのiPhone XS Maxの強力なライバルになるのは間違いないはずです。大画面でカメラの性能が良くて、ビジネスにも活用できるスマホが欲しい人、待ちましょうね。

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