デジタル
2018/12/31 14:00

【1分でわかる】2018年ヒットした動画アプリ、その理由

スマホの性能と通信環境が向上し、動画プラットフォームの進化は加熱。SNSも動画投稿や配信が中心となりつつあります。2018年飛躍的に知名度を上げたのが、動画共有アプリ「TikTok」。“映える”動画が簡単に撮れて投稿できると、10代を中心に人気に火が付きました。投稿はせずにTikToker(投稿者)の動画を追いかけている層も増えています。

 

一方で、仮想ライブ空間で演者と視聴者をつなぐ動画配信サービス「SHOWROOM」も、会員登録者数が約170万人と好調。アマの動画配信も可能だが、メインはプロ。好きなアイドルなどに有料の「ギフト」を送れて、コミュニケーションが取れる点がウケています。

 

【解説する人】

 

ITライター/鈴木朋子さん

元SEのITライター。SNSやスマホなど身近なITに関する記事を執筆。IT系入門書の著作は20冊。10代のデジタルカルチャーにも詳しい。

【ヒットしたアプリ01】 TikTok

TikTok Pte.Ltd.

TikTok

無料(アプリ内課金あり)

2017年夏に日本に上陸した、ショートムービーアプリ。世界中で流行しており、日本では月間総再生回数が130億回超え。若者を中心に大ブレイク中です。15秒でBGMや歌に合わせて踊るなど、自撮り投稿が多い。

↑撮影モードでは楽曲選択、撮影スピードの切り替え、フィルター設定、スタンプ・効果の選択などができます

 

「TikTok」で使用された人気を呼んだ楽曲(編集部調べ)

TikTokで使用された楽曲が流行し、過去の曲に再びスポットが当たる現象も起きました。

・「ウマーベラス」MONKEY MAJIK×サンドウィッチマン

・「恋をした」iKON

・「さくらぼっち」コアラモード.

・「め組のひと」倖田來未

・「私今あなたに恋をしています」足立佳奈

 

【ヒットの真相】

「口パクしたり、振りを真似するだけで動画を投稿できる気軽さがウケています。15秒という短さと、映像のエフェクトや美顔加工ができることも投稿のハードルを下げているでしょう。TikTokに移行してきているYouTuberも多いです」(鈴木)

 

【ヒットしたアプリ02】 SHOWROOM

 

SHOWROOM Inc.

SHOWROOM

無料(アプリ内課金あり)

生放送配信で演者と視聴者をマッチングさせるサービス。画面は仮想ライブ空間となっており、視聴者はアバターとして参加できるのが特徴です。アイドルや声優、タレントなど、多くの“プロ”が配信を行っています。

 

↑視聴者は有料の「ギフト」を買ってお目当てのアイドルにギフティング可能。それが配信しているアイドルの稼ぎとなります

 

【ヒットの真相】

「タイムシフト再生不可のライブ感が人気の理由。視聴者はアバターになって配信者とのコミュニケーションができるため、熱いファンが生まれやすいです。有料の応援ができることも熱量が上がる原因でしょう」(鈴木)

 

ひょっこり! はみ出しネタ

「TikTok」をプロモーション活用する企業も。サントリー食品インターナショナルは「ペプシ Jコーラ」の発売に合わせ、芸能人やYouTuberがオリジナル楽曲で踊る動画を投稿。ほかのユーザーもマネして投稿し、認知が広がりました。