ブラザーのレーザープリンターJUSTIOシリーズに、耐久性を強化した新モデルが登場しました。「MFC-L6900DW」と「HL-L6400DW」は、いずれもA4モノクロ印刷用のビジネス向けモデル。従来機の約2倍の高耐久を実現し、約60万枚の印刷が可能です。さらに1枚約2.0円の低コストも実現し、印刷速度も50枚/分と高速化。従来機が40枚/分だったことを考えると、かなりの速度アップではないでしょうか。
さらに、オプションで給紙トレイの増設ができたり、ソートがしやすいメールボックスが拡充できたりするなど使い勝手も向上しています。
このほか、約30万枚の印刷、40枚/分のレーザーモノクロ複合機「MFC-L5755DW」や、レーザーモノクロプリンター「HL-5200DW」と「HL-L5100DN」も発表されました。
プリンターの市場はマイナス成長になっている反面、ブラザーの認知度は高まっていると三島社長は語っており、今後は医療分野に向けて攻めていきたいとのこと。同社は、医療用のヘッドマウントディスプレイなどもリリースしています。
価格は、モノクロレーザー複合機のMFC-L900DWが予想価格15万4500円前後、MFC-L5755DWが10万6500円 前後。モノクロレーザープリンターのHL-L6400DWが10万6500円前後、HL-L5200DWが7万500円前後、 HL-L5100DNが5万8500円前後となっています。
高耐久モデルは、長寿命でランニングコストが低いので、印刷ボリュームの大きいオフィスや事務所などではトータルコストを抑えられそうです。いろいろ電子化の世の中ですけど、まだまだ印刷しなきゃならないものってたくさんありますからね。
【URL】
ブラザー工業 http://www.brother.co.jp/