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2019/3/13 22:00

【増税前に買うべきモノ】狙い目は「やや盛り目」スペック! 今こそ買い時のノートPC8選

今年10月、消費税が8%から10%に増税となります。もちろん高価格な製品ほど増税の影響は大きいが、必ずしも“駆け込み買い”が得とは限りません。本特集では、増税前に狙い目のカテゴリを抽出し、そのなかからプロがベストバイ製品をセレクト。“買うべきモノ”をしっかりと見極めて、増税前後の「勝ち組」になりましょう!

 

ジャーナリスト・西田宗千佳さん

モバイル機器、PC、家電などに精通します。取材記事を雑誌や新聞などに寄稿するほか、テレビ番組なども監修しています。

 

現在のCPUは大きなジャンプを控えた時期ではありますが、インテルの次世代CPUが搭載されたPCが登場するのは、ハイエンド機種で2019年末、一般向けモデルでは2020年後半頃になるとされており、少し先になりそうです。

 

もし、現在のPCに不満を感じているなら、次世代を待って我慢して使い続けるよりも、増税前に購入するほうが賢明です。ただしその場合、メモリやストレージをケチると長期的に使えなくなる可能性があります。予算を抑えて最低限のスペックを選ぶのではなく、それよりもやや「盛り目」で選ぶと良いでしょう。

 

例えば、ストレージは転送速度の速いSSDもしくは、HDDのモデルなら処理速度を高速化する「Optaneメモリ」搭載のものがおすすめです。また、USB端子は充電が可能な「USB Power Delivery(USB PD)」や、アップル製品でも採用されている「Thunderbolt 3」に対応するものを選ぶと、外部機器との接続の利便性が向上します。

 

増税前にPCを買うべき理由

・次世代CPU「Ice Lake」が搭載された一般向けモデルが登場するのは、今年の年末になる見込み。それまで待つか、いま買うかの2択となるでしょう。

・最新版の「Office 2019」搭載機が登場中。また、昨年夏に登場した初期第8世代より性能向上した新CPU搭載機なども充実しつつあります。

 

【PCのココをCHECK】

1.入力しやすさ

ストレスのない操作のために重要。キーボード入力時の安定感やキーピッチ、タッチパッドでの操作しやすさ、タッチディスプレイの有無などをチェック。

2.インターフェイス

USB Type-C機器が増えており、同端子の数は重要。充電が可能な「USB Power Delivery」(以下、USB PD)」対応だと◎。加えてType-Aもある程度は欲しい。

3.処理能力

PCの性能に直結した重要なスペック。CPUのグレードやメモリ・ストレージの容量に加え、ストレージがHDDならOptaneメモリ(※)搭載の有無もチェック。

※:Optaneメモリは、ストレージを高速化できる専用のキャッシュメモリ。インテルが提唱する新デバイスで、HDDとあわせて使うのが一般的です

4.利便性

携帯性やバッテリー駆動時間のほか、生体認証機能や音響関連の機能などを確認。そのほか、PCの使い勝手向上につながる機能もチェックしました。

 

【その1】 13.3インチで約698gの「世界最軽量」モバイルPC

富士通クライアントコンピューティング

LIFEBOOK UH-X/C3

実売価格25万9620円

13.3インチ液晶を搭載しながら、軽さ約698g、薄さ15.5mmと非常に軽量かつスリムな端末。画面周囲に肉厚フレーム構造を採用するなどして堅牢性を確保しました。バッテリー駆動時間は11.5時間と1日持ち歩ける長さで、急速充電にも対応しています。

SPEC●ディスプレイ:13.3インチ●OS:Windows 10 Pro●画面解像度:1920×1080ドット●バッテリー駆動時間:約11.5時間●インターフェイス:USB Type-A×2、Type-C×2、SDカードスロット、HDMI出力ほか●サイズ:約W309×H15.5×D212mm●質量:約698g

 

【入力しやすさ:評価A】

ゆとりのあるキーピッチでスムーズな入力が可能

キーピッチ約19mmのフルサイズキーボードを搭載。タッチパッドは左右のマウスボタンが独立したスタイルなので、ミスなく確実な操作が可能でした。

【評価A】

 

【インターフェイス:評価A】

Type-CはいずれもUSB PDに対応

スリムな端末ながら、Type-AおよびCの両方の端子が搭載されているのがうれしい。2つのUSB Type-Cは、USB PDにもしっかり対応しています。

 

【処理能力:評価A+

最新CPUを搭載した頼もしい構成

CPU Core i7-8565U
メモリ 8GB
ストレージ 512GB SSD

プロセッサーに最新の「Whiskey Lake」世代を採用している点が◎。ストレージには容量と処理速度を両立した512GB SSDを搭載。

 

【利便性:評価A+】

顔認証でスムーズなログインができる

 

「世界最軽量」を誇る約689gの筐体はともかく軽く、携帯性は抜群。顔認証機能対応で、ログインもスムーズです。

 

【その2】外出先で使いやすい最大約15時間駆動のコンバーチブル型

DELL

XPS 13 2-in-1

実売価格21万578円

360度回転するディスプレイを備えたコンバーチブル型PC。オフィスなどの業務アプリ利用時で約15時間、動画視聴時で約10時間のバッテリー駆動が可能です。4096段階の筆圧検知に対応した「Dell プレミアム アクティブ ペン」も付属します。

SPEC●ディスプレイ:13.3インチ●OS:Windows 10 Home●画面解像度:3200×1800ドット●バッテリー駆動時間:約15時間●インターフェイス:USB Type-C×1、Thunderbolt 3×1、micro SDカードスロットほか●サイズ:約W304×H8×D199mm●質量:約1.24kg

 

【入力しやすさ:評価A】

タッチパッドでもペンでも入力がスムーズ

広めのタッチパッドは、滑らかな操作が可能で快適。付属のアクティブペンは4096段階の高解像度で、線の細かい筆圧や濃淡まで再現できました。

 

【インターフェイス:評価A】

Thunderbolt 3対応だがUSB Type-Aは非搭載

電力供給およびDisplayPortをサポートしたThunderbolt 3対応USB Type-C端子を搭載するのは◎。ただし、Type-A非搭載で、手持ちの機器をつなぐ際に困ります。

 

【処理能力:評価A】

低消費電力版のYシリーズプロセッサーを搭載

CPU Core i7-8500Y
メモリ 8GB
ストレージ 512GB SSD

CPUは、Uシリーズよりスタミナを重視した設計のYシリーズの最新版が搭載されています。ストレージが512GB SSDと大容量な点は好印象です。

 

【利便性:評価A

移動中でも使いやすいコンバーチブル型

コンバーチブル型なので、移動中に立ったまま使いたい場合などには非常に便利。指紋認証にも対応しており、素早くログインできます。

 

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