デジタル
apple
2019/6/3 19:00

買うなら一気に大容量を! iPhoneユーザーにも新「iPod touch」を薦める理由

アップルが新しいiPod touchを発売しました。約4年ぶりのアップデートを遂げたマルチエンターテインメントプレーヤーの銘機がどんな人にオススメなのか、実物をハンドリングしながら紹介したいと思います。

↑約4年ぶりに新製品が発売されたアップルのマルチエンターテインメントプレーヤー「iPod touch」をレビュー

 

ゲームが心地よく楽しめる

新しいiPod touchは大きく2点が前のモデルから変わりました。ひとつはiPhone 7/iPhone 7 Plusにも採用されているSoC「A10 Fusion」チップが載ったこと。全体の処理パフォーマンスが最大2倍、グラフィックスは最大3倍まで向上しています。そしてもうひとつは最大ストレージが256GBまで(ほかは128GB/32GB)選べるようになりました。

↑左が最新のiPod touch。右は筆者が長く使ってきた第5世代のiPod touch。デザインはほとんど変わっていません

 

↑背面を比較。第5世代のモデルにはiPod touch loop(ストラップ)が装着できました。最新世代の方は背面からCEマーキングなどの表示が省かれてすっきりとしました

 

背面には8メガピクセルのカメラを搭載。スマホのカメラを使った方が写真や動画はキレイに撮れそうですが、iPod touchのカメラはARアプリ/ゲームを楽しむために欠かせません。

↑背面には8メガピクセルのメインカメラを搭載しています

 

↑iPod touchでカエルについて詳しくなれるARアプリ「Froggipedia」もサクサクと動きます。ただ、やはりAR系のエンターテインメントは画面の大きなiPadじゃないと物足りなく感じます。

 

プラットフォームは最新のiOS12です。この秋に日本上陸も期待されているアップルの定額制ゲーム配信サービス「Apple Arcade」も十分快適に楽しめる動作環境が新しいiPod touchには揃っています。Apple Arcadeがまだスタートしていないので、とりあえず高度なグラフィックスを作り込んだレーシングゲーム「Asphalt 9」や、ARアプリ「3DBrush」などのゲームを遊んでみましたが、とてもサクサクと快適に動きました。秋の訪れが今から待ち遠しくなってきます。

↑手の込んだグラフィックスのゲームコンテンツもスムーズに表示。気持ちよく遊べます

 

Apple Arcadeに公開されるゲームタイトルは当初から100を超えるといわれています。モバイルデータ通信に対応していないiPod touchでは、オンラインゲームのリアルタイムなインタラクションを楽しむためにWi-Fi環境が必要です。ただ、Apple ArcadeにはiOS端末にダウンロードしてオフラインでプレイできるゲームも揃うようなので、ゆっくりと遊びたいゲームはiPod touchに保存しておけば、いつでもどこでも楽しめます。

 

iPhoneユーザーにもおすすめできる理由

それならばなおのこと、できるだけストレージ容量の大きいiPod touchが欲しくなります。iPod touchは最大256GBのストレージを搭載するモデルが4万3800円(税別)、128GBのモデルが3万2800円(税別)と、同ストレージサイズのiPhoneやiPadに比べてかなり安く購入できるポータブルタイプのiOSデバイスであることを強調しておきたいと思います。

 

例えば現在はストレージ容量が小さめのiPhoneを使っている方は、セカンドのゲーム専用端末として大容量ストレージのiPod touchを買い増せば安心して大量のゲームコンテンツを手もとに持ち歩くことができます。またはスマホはAndroid派だけど、Apple Arcadeにあるゲームタイトルは気になるという方にも安価なiPod touchがよい選択肢になります。筆者もひと昔前はスマホとiPod touchの2台持ちが重くておっくうに感じたものですが、いまでは多くのスマホが5インチ~6インチクラスの大きな画面サイズになっています。それに比べれば4インチのRetinaディスプレイを搭載するiPod touchはかわいいもの。2台持ちが楽に感じられそうです。

↑iPhone Xとサイズを比較するとiPod touchはかなり小さく感じられます。これなら2台持ちも苦にならない?

 

私はゲームなんかやらないという方にも、動画ビュワーとしてのiPod touchが便利に感じられるかもしれません。NetflixやAmazonプライム・ビデオは多くの作品が端末にダウンロードして視聴できます。夏休みに飛行機に乗って遠くへ旅行に出かける予定を立てている方は、意中の作品がなかなか見つからない機内エンターテインメントはもう見限ってしまい、本当に見たい作品をiPod touchに入れて出かけましょう。旅の支度まで楽しくなります。大容量ストレージのiPod touchなら、1年間に渡って放送されたTVアニメの1シーズン全話、海外ドラマの複数シーズンのエピソードなど、飛行機での往復時間に見切れないほど沢山のファイルが余裕で保存できると思います。

 

ただ、やはりゲームも動画も4インチの画面では小さすぎると感じる方もいるでしょう。iPod touchと価格の手ごろさで肩を並べるiOSデバイスといえば、Wi-Fiオンリー/ストレージ64GBのモデルが4万5800円(税別)で購入できるiPad miniがおすすめです。

↑約4インチのRetinaディスプレイを搭載。懐かしいサイズ感です

 

イヤホン端子があると良いこととは

2015年にひと世代前のiPod touchが発売された頃は、まだアップルの定額制音楽配信サービスの「Apple Music」はスタートしたばかり。完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」はお披露目すらされていませんでした。いまではApple Musicに登録すると“聴き放題”で楽しめる楽曲数は5000万を超えています。もう手持ちのCDから楽曲データをリッピングして、MacからiTunes経由でiPod touchに転送する手間すら要りません。

↑Apple MusicのコンテンツはiPod touchのストレージにダウンロードして、いつでもどこでもオフライン再生で楽しみましょう。大容量ストレージモデルがおすすめです

 

もちろん最新のiPod touchはAirPodsとのワンタッチペアリングにも対応しています。Apple Musicには、いつも聴きたい音楽をiOSデバイスにダウンロードして繰り返し聴けるオフライン再生機能があります。大容量ストレージのiPod touchにゲーム、動画のほかにも聴きたい音楽を目一杯ダウンロードして楽しみましょう。

↑もちろん最新のAirPodsにも対応しています。軽量スリムなiPod touchとの相性も抜群

 

ワイヤレスイヤホンは便利なアイテムですが、Bluetoothオーディオは音声データをワイヤレスで伝送する際に若干の遅延が発生する場合があります。音楽だけを聴く限りはまったくストレスはないのですが、例えば画面操作と効果音がシビアに同期してほしい“音ゲー”や、シューティング系のゲームを楽しむ際には音の遅延を避けたいところ。ならば有線接続のイヤホンを使った方が遅延が発生しないので有利です。

↑最近は安価で良質な有線イヤホンが増えているので、iPod touchとApple Musicによる手軽な音楽リスニングがいっそう楽しくなります

 

新しいiPod touchには3.5mmのイヤホン端子が搭載されているので、パッケージに同梱されているアップル純正のイヤホン「EarPods」のほか、アナログ接続の有線イヤホンをつないで様々なエンターテインメント系コンテンツのサウンドが手軽に楽しめます。

↑Lightningケーブルと3.5mmアナログ接続のイヤホン「EarPods」が同梱されています

 

↑本体のボトム側に3.5mmイヤホンジャックとLightning端子、スピーカーをまとめて配置

 

最近は2000円前後のおこづかいを用意すれば、遮音性が高くアウトドアの賑やかな環境でもいい音が楽しめるカナル型イヤホンが増えています。例えばオーディオテクニカの「ATH-CK350M」やパイオニアの「SE-C3T」などはいかがでしょうか。

 

気がつけばiPodまわりがスゴく便利になっていた

この記事を読んで、「私も昔はよくiPodで音楽を聴いていたなあ」と思い出した方の多くは、いまはiPhoneなどスマホをポータブル音楽プレーヤーとしている使っているのではないでしょうか。音楽・動画再生を通話やプッシュ通知に邪魔されずに、軽くてスリムな本体を片手で持ちながら楽しめるiPod touchならではの快適なエンターテインメント視聴の魅力は健在です。それどころか、最新モデルの周辺には便利なサービスやアクセサリー製品が目白押し。“あの頃”と比べてケタ違いに心地よくiPod touchを楽しめると思います。この機会に1番お手頃な2万1800円(税別)で買える32GBのiPod touchからお試ししてみるのも悪くないと思います。

 

TAG
SHARE ON