母がNest Hubを使って料理にチャレンジ
母(50代)にNest Hubを使って夕食にプラス1品作ってもらいました。母はスマートスピーカーのようなデバイスは初体験。上手く使いこなせるでしょうか。
まずは、キッチンのどこに置こうか考える母。置き場所にはさほど困らないのでは?と思っていたら、「うーん…」と悩ましい声が。どうしたのか聞いてみると、「コンセントが大きい」と一言。
たしかに台所でこの形は使いづらい。炊飯器やオーブントースターなどコンセントを使用するものが多いので、隣のコードやスイッチに干渉しかねないこのサイズと形は不便に感じる人も多そうです。また油がはねたり、汁が飛んだりしそうでシンクやコンロに近すぎても嫌と、母は置き場所に悩んでいました。
ひとまず設置できたところで、料理開始。父の日が近かったこともあって、つまみになりそうなメニューをチョイスしました。
手順は1ステップごとに読み上げられます。「オッケーGoogle、次のステップ」と言うと次の手順に移るのですが、「タップしたほうが早い」と母。料理中は手がぬれたり汚れたりするので、声で操作できるのは便利ですが、いちいち指示するのも面倒ではあります。音声操作とタッチ操作を使い分けるのが良さそうです。
文字が大きく表示されるのは見やすくていいと言っていました。また、いまどの手順なのかが一目で確認できるのもうれしいとのこと。音声でもじゅうぶんわかりますが、「どうするんだっけ?」と確認したいときもあるはず。この点は、ディスプレイ付きならではのメリットです。
レシピを表示している状態でも音楽を流せることを伝えると、さっそく母は「クイーンを流して」とNest Hubにリクエスト。手順が読み上げられるときは、曲のボリュームがしっかり小さくなるので、聞き取れなくなる心配も不要です。
また、炒めたり煮込んだりしているとき、ぼーっと考え事をすることも多いのだとか。そんなときにふと思いついたことをすぐ「オッケーGoogle」と話しかけて調べられるのも「これ1台でレシピが見られて調べものもできるから便利だね」とNest Hubをほめていました。
そうこうしているうちに、無事料理が完成。Nest Hubの感想を聞くと、「イントネーションや区切りが不自然になって聞き取りづらいこともあるけど、画面を見て情報を補えるからそんなに使いにくさは感じなかった。目で見て確認できるのは安心感がある。ふと思いついたことをすぐに検索できるのも便利」とのこと。また、「手や調理器具が当たってしまうこともあるから、どっしりして倒れなさそうなのも安心」と、安定感がある点も評価していました。
また今回は使いませんでしたが、Nest Hubは複数のタイマーを同時にセットすることができます。タイマーは常に表示されるので、ひと目で残り時間を確認できて安心です。
Nest Hubの魅力は、ディスプレイだからこその情報量の多さ。「今日の天気は晴れ。最高気温は…」「〇時から社内会議があります。場所は…」などとピンポイントで教えてくれるのはもちろん便利です。けれど、帰宅時間帯の天気や会議の内容など、欲しい情報に「付属する情報」も一緒に確認できるのは、想像以上にありがたかったです。動画を見たり調べものをしたりなど、ディスプレイ付きだからこそ使い方の幅も広がります。
朝や夜のささいな(でも欠かせない)作業を習慣化してくれる「ルーティン」機能もとっても便利でした。ひとことで済むので圧倒的に効率は良いですし、ちょっと顔を向けてディスプレイを見れば、聞くだけよりも多くの情報を得られます。
また、母のように日々の作業がすでにルーティン化している人にも、その習慣をさらに効率化する「お助けデバイス」としておすすめできます。音声だけでは聞き逃してしまうこともありますが、画面を見て情報を補えるので、スマートデバイスに馴染みのない人でも使いやすいのではないでしょうか。
生活を効率よくもっとスマートにしたい人に、Google Nest Hubおすすめです。
【フォトギャラリー】※GetNavi web本サイトでのみ閲覧できます