夏スマホ四天王買うべきはこんな人！【NTTドコモ＆ソフトバンク編】

大手3キャリアが発表したスマートフォンの2016夏モデルも店頭に出揃い、いよいよ機種変や買い増しを本格的に検討できるようになりました。日本市場で大きなシェアを持つiPhoneのライバルとして注目なのが、Xperia、Galaxy、AQUOS、arrowsの四天王です。今回は、それぞれの機種の特徴から「買うべきユーザー」を診断します！

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ライター　井上晃さん

国内向けのモバイル製品を中心に取材。本誌やウェブメディアでスマホのレビュー記事を執筆しています。

カメラ機能の磨き上げと通信速度の向上がトレンド

今夏のスマホは、カメラアプリ起動やフォーカスの速度を向上させた機種が目立ちます。例えばソニーモバイルの「Xperia X Performance」のカメラは、カメラボタンを長押しして起動でき、撮影までを最速0.6秒で実行可能。急なシャッターチャンスも逃さずに撮影できます。また、通信速度は300Mbps台後半に突入します。NTTドコモは800Mhz帯のフルLTE化に伴い、東名阪を中心にPREMIUM 4Gを受信時最大375Mbpsに高速化。「Xperia」などの新機種がこれに対応します。

狙った被写体を逃さずきれいに撮影！

NTTドコモ／ソニーモバイルコミュニケーションズ製

Xperia X Performance

SO-04H

新シリーズとなる「X」の最上位モデル。従来機のZ5（5.5型）と比較するとややコンパクトな5型ディスプレイを搭載します。ボディには、従来のようなガラスではなく、メタル素材を採用。側面の電源キーには指紋センサーを備えています。カメラを起動して撮影までにかかる秒数は、シリーズ最速の約0.6秒。

1_2_R — ↑1320万画素の広角インカメラを搭載。画素数はZ5の倍以上となっています

gn160512-01 (1) — ↑カラバリは、Graphite Black、White、Lime Gold、Rose Goldの4種類

【こんな人が買い！】

子どもやペットを上手に撮影したい人

「カメラの起動速度が速く、被写体の動作を予測してフォーカスを合わせ続ける『先読みオートフォーカス』機能を搭載します。子どもやペットなど、動き回る被写体を撮るのに最適です」（井上）

【SPEC】

OS：Android 6.0

CPU：2.2GHz＋1.6GHzクアッドコア

RAM／ROM：3GB／32GB

画面：約5.0型フルHD

カメラ：約2300万画素

サイズ／質量：W71×H144×D8.6㎜／約165g

ディスプレイ表示も操作もより滑らか＆より快適に！

NTTドコモ／シャープ製

AQUOS ZETA

SH-04H

デザインを従来の3辺狭額縁から刷新した新生AQUOS。5.3型ディスプレイは、駆動速度が120Hzと速く、滑らかな画面表示が可能です。新搭載の「スクロールオート」機能を使えば、自動で画面をスクロールできて便利。2260万画素のアウトカメラは、0.4秒の高速起動と0.02秒の高速オートフォーカスを実現しており、すばやい撮影を行えます。