デジタル
Apple
2019/11/28 17:48

チャートで最適モデルが一発判明! 現行iPad5機種の「徹底比較」&「目的別選び方」

新機能満載の「iPadOS」が登場し、ラインナップには5年ぶりに「Air」が復活するなど、iPadが新たな転換期を迎えています。PCに近い使い方が可能になり、ビジネスシーンへと活躍の場を広げたiPadの最新機能と新たな活用術が生まれてきています。

 

【関連記事はこちら】

すぐに使える9つの実践的「iPad活用ワザ」ーーiPadで取材をこなすモバイルライターが推薦します!

いま「iPadをビジネス」で使いたいなら、5つの機能だけおさえておけばいい。

 

全5モデルが揃うiPad。サイズや価格帯などに幅があり、目的や好みに合わせて柔軟に選べる点が魅力です。最後に、現行モデルそれぞれの特徴やスペックと、選び方のポイントをまとめて紹介しましょう。

 

私が解説します

モバイルライター

井上 晃さん

最新モバイル事情に精通するライター。国内外を取材し、雑誌やウェブメディアを中心に記事を執筆。

 

自分に最適なモデルがわかる!iPad 選び方チャート

iPadはラインナップが豊富だからこそ、どれを選べばよいかわからないという人もいるのではないでしょうか。ここでは目的や使い方から最適なモデルをチェックしてみましょう。

 

 

現行iPad5モデルのスペックを比較!

 

Wi-Fi or Cellularモデル、どっちを選ぶのが正解?

自宅や職場などWi-Fiがある環境で使う場合、テザリングでネット接続する場合はWi-Fiモデルがおトク。外ですぐに通信したい場合はCellularモデルを検討したい。

 

費用はコレだけ違う!(※)

初期費用月額費用2年間の費用総額
iPad Wi-Fiモデル3万8280円0円3万8280円
iPad Wi-Fi + Cellularモデル2310円(初回)2310円×23回(2か月目以降)5万5440円

※:Wi-FiモデルはApple公式ストアの価格、Wi-Fi+Cellularモデルはauで32GBのiPadを24回払いで契約した場合の価格

 

【その1】 12.9インチiPad Pro

最新チップ搭載&大画面であらゆる作業に対応

最新のA12X Bionicチップを搭載。ワイヤレス充電が可能な第2世代Apple Pencilに対応し、USB Type-C端子を備えます。ホームボタンは非搭載でFace IDを利用可能です。ストレージは64GB〜1TBの4種類で、質量はWi-Fiモデルで631g。12万2980円〜。

 

メインマシンとしても十分に使用可能

使い勝手も性能も極上なiPad Pro。ノートPCを持ち歩かず、iPadをメインのマシンとして使いたいなら、表示領域の広い12.9インチモデルが◎。資料を表示しながら精彩な絵を描きたい人や、資料を見せる機会の多い営業職の人にもオススメです。

 

【その2】 11インチiPad Pro

音質や画質も魅力のハイスペックモデル

チップやストレージなど基本的なスペックは12.9インチモデルと同様。バッテリー駆動時間はオーディオ再生時で最大10時間。最新の純正キーボードであるSmart Keyboard Folioにも対応します。質量はWi-Fiモデルで468g。9万8780円〜。

 

高音質で映画やゲームを楽しめる

MacBookをすでに持っていて、サブ機としてiPadを使いたいけれど、処理能力や画質には妥協したくないという人には11インチモデルがオススメ。Proシリーズはスピーカーを4隅に搭載しているので、映画鑑賞やゲームプレイを高音質で楽しめます。

 

【その3】 iPad Air

軽量・薄型で性能も◎なバランス良好モデル

10.5インチディスプレイを搭載。エントリーモデルに位置づけられるiPadとほぼ同サイズながら、薄く・軽く・高性能な点が魅力。質量は現行のSmart Keyboard対応モデルのなかでは最軽量となる456g〜で、価格は6万280円〜。

 

Lightning端子でOKならコレ

Proの特徴であるUSB Type-C端子に必要性を感じない場合や、最新のApple Pencilが使えなくても構わないという人ならば、ProシリーズよりもiPad Airが狙い目。iPhoneとケーブル類が共通しているので、使い回しが利くこともメリットです。

 

【その4】 iPad

3万円台で購入できて純正キーボードにも対応

10.2型のエントリーモデル。第1世代のApple PencilとSmart Keyboardに対応。表面のガラスとディスプレイの間にすき間のないフルラミネーションディスプレイや、画面の色調を自動調整するTrue Toneには非対応。質量は483g〜で、価格は3万8280円〜。

 

ライトユーザーにうれしいモデル

主な用途がブラウジングやメール確認、ストリーミングの動画視聴ならば本機がオススメ。3万円台という価格も大きな魅力で、Apple PencilとSmart Keyboardをセットで購入する場合でも費用を抑えられるのがメリットです。

 

【その5】 iPad mini

片手でラクに持てるサイズ感は唯一無二

片手でホールドできる7.9型のコンパクトモデル。搭載チップはiPadのA10 Fusionよりも高性能なA12 Bionic。第1世代のApple Pencilはサポートしますが、Smart Keyboardを唯一使えないモデルでもあります。質量300.5g〜、価格は5万380円〜。

 

両手持ちでのゲームプレイにも最適

電子マンガを頻繁に読む人や、ビジネス手帳代わりに使いたい人に最適。両手でゲームを楽しむにもちょうど良いサイズです。純正キーボードには対応しませんが、他社製のBluetoothキーボードなどを使えば長文入力もスムーズに行えます。

 

【フォトギャラリー】※GetNavi web本サイトでのみ閲覧できます

 

文/井上 晃、酒井麻里子 撮影/高原マサキ(TK.c)