Appleの世界開発者会議「WWDC2020」が、日本時間6月23日午前2時から開催されました。Appleの最新情報が多数発表されたこの発表会について、速報をお届けします。
この記事では、完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」に関する情報をお届けします。なお、今回は噂されていたオーバーヘッド型のワイヤレスヘッドホン新製品の発表はありませんでした。
AirPods Proで映画館のようなサウンドが楽しめる
AirPods関連の新機能は大きく2つ。複数のデバイス間で使用する際の自動切り換えと、立体音響への対応がトピックとなります。
AirPods ProではSpatial Audioという立体音響に対応し、映画館のような臨場感のあるサウンドが楽しめるようになります。頭の動きなどをジャイロスコープやモーションセンサーで追従し、動きに合わせて音が追従するので、どんな状態でも最適なサウンドが楽しめるとのこと。最新の立体音響規格であるDolby Atomosにも対応する予定です。
また、複数のデバイス間での接続切り替えがよりスムーズになります。MacBookで作業しながら音楽を再生している最中にiPhoneに電話がかかってくると、自動的に接続デバイスを変更し、こちらで操作をしなくても自動的にiPhoneでの通話に切り替わるといったことが可能となります。ビデオ会議などの需要が増えてきたので、複数のデバイス間でのスムーズな接続切り替えはうれしいですね。
独自の動画配信サービス「Apple TV+」ではオリジナル作品を拡充させる動きがあり、動画鑑賞用途としてもAirPodsが活用されることになりそうです。
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