スウェーデン、ストックホルムの開発企業Elk(エルク)社は、リアルタイムのリモート音楽制作と演奏を可能にする新サービス、Aloha(アロハ)を発表しました。
Alohaはバーチャルな共有スタジオ、リハーサル室、ステージ、教室などを作成できるとともに、ソーシャル・プラットフォームを介して視聴者にストリーミングするオプションも持ったサービスです。異なる場所にいるミュージシャン、プロデューサー、教育者が、まるで同じ部屋にいるかのように創作、リハーサル、演奏を行うことができます。Alohaの超低遅延サービスは高速インターネットと5Gネットワーク上で提供され、ユーザーはシンクして共同作業やライブでの演奏を行うことが可能になります。
Alohaは、オーディオのジッタを数ミリ秒程度に抑え、異なる場所からの接続を可能にし、没入感のあるクリエイティブなライブインタラクション体験を実現しました。
Alohaが展開するデバイスとアプリは、Elk Audio OSの超高速なパフォーマンスとパワフルなオーディオ・プロセッサーを組み合わせてハイパフォーマンスを実現。
ミュージシャンのためにデザインされたAlohaアプリは、スマートフォン、タブレット、コンピュータ上で操作でき、個別のモニタリングコントロール、エフェクト、レコーディングツールなどの不可欠な機能に加え、慣れ親しんだビデオチャットや人気のソーシャルチャンネルでのストリーミングオプションが搭載されています。
Elkは2020年第4四半期に限定Alohaオープンベータプログラムを開始する予定とのこと。5Gを活用したオンラインセッションがどのような変化をもたらすか今から楽しみです。