9月16日深夜に発表された、Apple Watch Series 6 とApple Watch SE。本記事では、Appleの発表をもとに両者のスペックを比較していきます。一目でわかるよう、違いを表にしてみました。なお、Series 3も販売が継続されているため、スペック表にはこちらも含めています。
一目で違いがわかるSE/Series 6/Series 3のスペック表
SE | Series 6 | Series 3 | |
サイズ | 40㎜/44㎜ | 40㎜/44㎜ | 38mm/42㎜ |
価格 | 3万2780円 | 4万7080円 | 2万1780円 |
処理速度 | Series 3の最大2倍の速度 | SEの1.2倍の速度 | S3チップを搭載 |
文字盤の常時表示 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
血中酸素濃度アプリ | 非対応 | 対応 | 非対応 |
心拍数センサー | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
ジャイロスコープ | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
加速度センサー | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
モーションセンサー | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
コンパス | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
高度計 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
転倒検出機能 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
耐水性能 | 水深50m | 水深50m | 水深50m |
販売モデル | GPS/GPS + セルラー | GPS/GPS + セルラー | GPS |
SEはApple Watch入門機としておすすめ!
価格が1万4000円以上離れているSEとSeries 6。Appleは、「Apple Watchを初めて使うお客様にとって、Apple Watch SEは最適なモデルです」と発表会で断言しました。
SEはSeries 6に比べて処理速度が劣るといえ、致命的なほど大きな差ではありません。また、文字盤の常時表示とApple Watch Series 6で初めて対応した血中酸素濃度の測定機能に非対応ですが、Apple Watchが大きな人気を集める要因となっているそれ以外の機能に関してはSeries 6と同様のものを揃えており、初めて使う1本としては必要十分といえるでしょう。
実際、Apple Watchは多機能化が進んでいますから、初めから高性能機を買っても使いこなせない……というケースもあり得ます。すでにApple Watchを使っているユーザーはSeries 6、初めての方はSEを買うのが基本線になりそうです。