デジタル
2021/6/2 18:45

プロが未知なる逸品を追う! 掘り出しガジェット探検隊

有象無象が溢れるネット通販。なかには相場価格からかけ離れた激安アイテムや、大手メーカーには見られない奇抜な製品が見つかることも。これらは果たして本当に“使える”のだろうか? 実際に買って確かめてみた。

※こちらの記事は「GetNavi」 2021年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が試しました!】

テクニカルライター

湯浅顕人さん

PC&AVのライター。「使ったことのないガジェット」が好きで、数日おきに通販サイトで商品を購入している。

【掘り出しモノはこう探せ!】

1.アクセサリや周辺機器のジャンルをチェックする

「○○アクセサリ」「○○周辺機器」といった、範囲の曖昧なジャンルを表示してみよう。分類しきれない独特な商品はこういったジャンルに分けられることが多く、大手メーカーにはない奇抜な商品が見つかることがある。

 

2.あまりに安過ぎる商品は商品説明文をよく読む

海外の通販サイトなどには、100円以下のスマホなど信じられない価格の商品が並んでいることがある。サイトには本体の写真が掲載されていても、実際にはその保護シートが販売されているなどの例もあるので要注意だ。

 

3.クレカや振り込みは避けて代引きやPayPalを利用する

一部の海外通販など信用度の低いサイトを利用する際には、悪用を避けるためクレカの利用は避けよう。また、不着トラブル等に備えるためにも、相手に個人情報が伝わらず買い手保護制度を完備しているPayPalがおすすめだ。

 

【No.1】Amazon.co.jp[アマゾン]

多くの商品が送料無料&翌日配達されるのがメリット。レビュー機能やレコメンド機能のおかげで商品を選びやすい。有料のAmazonプライム加入でさらに多くの特典が得られる。

 

■一定額以上の購入やプライム加入で送料無料&翌日配達される

 

■絶妙な「おすすめ商品」で、いま必要なものが見つかる

 

■プライム会員なら動画や音楽・書籍も利用可能

 

【その1】24種の運動モードなど機能充実! 装着感も快適で長時間着けられる

roashar

スマートウォッチ

実売価格4023円

1.69インチのカラータッチ液晶を装備したスマートウオッチ。24種の運動モードに加え、歩数・消費カロリー・心拍・血圧・睡眠などの計測・分析ができる。スマホと連携して着信通知や受信メッセージを表示することも可能だ。IP67防塵防水仕様。

 

↑裏面のセンサーと充電端子。充電ケーブルは磁石でスムーズに脱着できるのが快適。約2時間の充電で最大5〜7日間連続使用することができる

 

《ココがスゴイ》高級スマートウオッチの機能をほとんど完備

他のスマートウオッチが持っている機能はほぼ備えており、足りないのはおサイフケータイくらい。人気の血中酸素濃度測定機能も完備している。専用スマホアプリはシンプルながら使いやすく、情報量も十分。

 

↑専用アプリ「GloryFit」。ウォーキングは時間ごとの歩数や地図上での軌跡表示が可能だ。睡眠分析ではアドバイスが表示されるなど機能が充実

 

【その2】充電ケースに大容量のモバイルバッテリーを内蔵

Joyhouse

T9ワイヤレスイヤホン

実売価格4580円

Bluetooth接続による完全ワイヤレスイヤホン。充電ケースは6000mAhのモバイルバッテリーを兼ねており、左右イヤホンに約36回のフル充電が可能。ケースの電池残量はディスプレイに0〜100の数値で表示される。

 

↑イヤーピースはあらかじめ本体に装着されているほかに4種セットが付属。充電ケース用のUSB Type-Cケーブルや収納袋も同梱されている

 

《ココがスゴイ》タッチ操作の快適さと大容量電池の安心感

完全ワイヤレスイヤホンでは、ケースの充電を忘れてイヤホンが充電されていないというミスが起こりがち。ケースの電池が大容量の本品ならその心配は少ない。小型の筐体ながらタッチ操作の精度が高いのも魅力だ。

 

↑タッチ式操作は、ボタン式のようにイヤホンが耳穴に押し込まれる不快感がない。基本操作のほか、通話開始・拒否やSiriの起動にも対応する

 

【その3】本体に備えるUSB端子から直接充電できる単3形電池

eneBank

USB充電式単三電池

実売価格2006円

単3形の乾電池とほぼ同形状の充電池で、1200mAhのリチウムイオン充電池が内蔵されている。本体にUSB端子を内蔵しており、PCやUSB充電器などのUSB端子に接続すれば手軽に充電が可能。充電中はLEDが赤く点灯し、完了すると緑色に点灯する。

 

↑プラス型の端子部がキャップになっており、外すとUSB Type-A端子が内蔵されている。本体とキャップはゴムでつながっているため、キャップを紛失しにくいのも◎

 

《ココがスゴイ》充電器が不要なので出先でも使いやすい

乾電池の代用になる充電池としてよく使われるニッケル水素電池は、専用の充電器が必要になる。それに対して本品は、いまやそこら中にある「給電可能なUSB端子」さえあればすぐに充電できるのが魅力だ。

 

↑単3形乾電池に対応した機器に使用可能。ニッケル水素電池に比べ、継ぎ足し充電により最大容量が減ってしまう「メモリー効果」が発生しないのも快適

 

【その4】安全に充電できるニッケル水素充電器

BONAI

電池充電器 単体

実売価格975円

ニッカド/ニッケル水素電池用の充電器。単3形または単4形を4本まで充電できる。過電流防止、過熱保護、過電圧保護、逆流防止といった保護回路を内蔵。充電はUSB端子からケーブル接続で行い、充電器側はMicroUSB端子になっている。充電状態は上部ディスプレイで確認できる。

 

↑充電器側はMicroUSB端子を搭載。より高速充電が可能なType-Cならなお良かったが、手持ちのケーブルでも問題なく充電できた

 

《ココがスゴイ》形状や容量の違う電池を1本ずつ充電可能

単3/単4形の両対応に加え、1本だけでも充電できる。独立して充電できるため、形状や容量が異なる充電池の同時充電もOK。3本使用の機器を使っているようなケースにも非常に便利だ。

 

↑スロットの充電池セット部分。それぞれ単3形用と単4形用の端子が用意されており、1本ずつどちらの形状の電池も装着できるようになっている

 

【No.2】Qoo10[キューテン]

米国の大手通販企業「eBay」が運営しているサイト。商品ジャンルは家電やガジェットにとどまらずファッションやコスメなど多岐にわたる。韓国の通販サイトが起源であるためか韓国製品が多いのも特徴だ。

 

■ジャンルが多岐にわたり、特に韓国製品が充実

 

■クーポンシステムが充実し、毎月もらえるおトクなクーポンも

 

【その1】79の項目を測定してスマホで継続的に自動記録

ノーブランド

Bluetoothスマートスケール

実売価格1899円

デジタル体組成計。体重や体脂肪率のほか、筋肉量・水分量・骨量・基礎代謝・肥満度・体年齢など79種の項目を測定して表示。測定結果はBluetoothでスマホに接続され、アプリで記録・分析が可能。1台に最大100人まで登録できる。コンパクトな薄型。

 

↑スマホアプリ「OKOK」と連携。下部にスクロールすると、多岐にわたる項目の数値を確認できる。各項目にはアドバイスも表示

 

《ココがスゴイ》ダイエットに重要な「記録」を自動化できる

ダイエットやトレーニングのモチベーションになるのは、なんといっても体重体組成計の数値変化だ。本機は面倒な記録作業を自動化。毎日「乗るだけ」で変化が記録されていくから続けられるのだ。

 

↑乗るだけで計測され、数値はBluetoothですべてスマホに転送できる。計測項目が多いだけに手作業では面倒な作業だが、これなら気軽に続けられる

 

【その2】風よけと三脚付きのコンデンサーマイク

ノーブランド

コンデンサーマイク

実売価格1999円

小型の全指向性コンデンサーマイク。付属のスタンドは角度を270度で調節可能で、ポジションに合わせて固定できる。ドライバ不要ですぐにPCにつないで使える。付属のポップフィルター(円盤状の板)をスタンド前方に取り付けることで、息や風によるノイズも防げる。

 

↑スタンドと三脚、風よけのポップフィルターとマイクスポンジが付属する。スタンドには振動によるノイズを防ぐショックマウントを装備

 

《ココがスゴイ》音質はそれなりだが外観は本格的

背後のノイズが少々気になることもあるが、安価なノートPCの内蔵マイクに比べれば音域は広く、解像感も高い。ショックマウントやポップフィルターなど外観はかなり本格的なので、動画配信などにも見栄えが良い。

 

↑スタンドと三脚、風よけのポップフィルターとマイクスポンジが付属する。スタンドには振動によるノイズを防ぐショックマウントを装備

 

【その3】300インチの大画面でも明るい映像を投写できる

ARTLii

小型ホームプロジェクター

実売価格1万3999円

37〜300インチで表示できるプロジェクター。明るさは5800lmで、投影解像度は720pだが映像入力は1080pまで可能。Wi-Fiを搭載しており、スマホPC内の映像をワイヤレスで映写することもできる。スピーカー内蔵で、Bluetoothによる音楽再生も可能。

 

↑レンズ周辺にピントリングと台形補正リングを備える。台形補正は±15°で調整できるため、上下の設置位置には若干の自由度がある

 

《ココがスゴイ》入力ソースが豊富で悪条件にも強い

PCやセットトップボックスなどからHDMI入力したり、USBメモリやSDカード内の動画ファイルを再生したりと、入力ソースの選択肢が多い。暗闇ではなく薄暗い部屋の白壁でも十分な画質で視聴することができた。

 

↑豊富な端子群。USB×2とSDスロットはメモリ内のファイル再生に使える。そのほか、HDMI、VGA、AV(音声・映像)の各入力端子も備える

 

【No.3】Banggood[バングッド]

香港に本拠を構えるBanggoodテクノロジーが運営するサイト。そのためか、いわゆる「中華系デジタルガジェット」が充実している。配送元の地域や、支払い通貨、表示言語などを選択できるのも特徴。

 

■配送元の地域や支払い通貨を随時任意で変更できる

 

■様々なジャンル製品の人気価格帯がわかる

 

【その1】クアッドコア搭載の8インチタブレット

CHUWI

Hi8 SE

実売価格1万1160円

8インチIPS液晶を搭載したタブレット。CPUにはクアッドコアの「Mediatek MT8735」を搭載し、RAMは2GB、内蔵ストレージは32GB。microSDスロットは128GBまで対応。充電とデータ転送はMicroUSB端子で行い、Wi-Fiは802.11acに対応している。

 

↑500万画素の背面カメラ。フロントには200万画素のカメラがあり、マイクとスピーカーも内蔵しているのでビデオ会議にも利用できる

 

《ココがスゴイ》機能は抑えめだがネット利用には十分

大手メーカーのタブレットは高価なモデルが多く、エントリー製品が少ない。本品はUSB Type-C非対応、SIMスロットなし、RAM容量も少ないといった欠点はあるものの、Webサイトや電子書籍の閲覧などには十分といえる。

 

↑microSDカードで容量を拡張できるのは、iPadにはないAndroid機の強み。128GBの「増設」が2000〜3000円程度でできてしまうのはありがたい

 

【その2】付属アクセサリが充実し360度撮影を手軽に

XANES

Panoramic Video camera

実売価格1万552円

水平360度と上空全体を一度に撮影できる半天球カメラ。解像度は800万画素で、最大2448×2448の動画を撮影可能。本体側面の0.96インチ液晶パネルでステータスを確認できる。充電とデータ転送はMicroUSB端子で行い、交換可能なリチウムイオン電池を採用。

 

↑防水ハウジングのほか、ヘルメットやハンドルなどに取り付けられるマウントが付属する。車載用やアウトドアでの使用にピッタリ

 

《ココがスゴイ》マウントが多彩で様々なシーンで使える

水深30mまで可能な防水ハウジングのほか多彩なマウントが付属し、様々なシーンで撮影が可能。画質は粗めなので「作品」というより「記録」に向いている。説明書が簡素なので、ある程度ガジェットの知識がある人向け。

 

↑映像は半天球カメラ特有の球形に撮影される。対応アプリで再生すると、スマホの動きに合わせて周囲を見渡すなどのVR的な楽しみ方も可能だ

 

【その3】暗闇と音楽によりどこでもリラックスタイム

Bakeey

ヘッドフォンアイマスク

実売価格1957円

ワイヤレススピーカーを内蔵したアイマスク。スマホなどからBluetoothで曲を流すことができる。額の部分に操作ボタンを搭載しており、スマホに触れなくても音量や一時停止などの操作が可能。マイクを内蔵するためスマホ経由での通話にも対応する。

 

↑チャック式のイヤホン部から出ている充電用ケーブル。MicroUSB端子で充電し、約2時間の充電で約10時間の使用が可能だ

 

《ココがスゴイ》肌触りの良さでつい眠気が誘われる

通常のアイマスクと比べてかなり大きく生地も分厚いため、装着時は「暗さ」をより強く感じる。その状態で音楽を聴くといつもより没入できるのは発見だった。音質はあまり良いとはいえないが、リラックスするには最適。

 

↑装着すると、かなり真っ暗な状態になる。布の肌触りが柔らかく装着感が良いので、音楽と相まってうっかり眠気を誘われた
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