本日よりリリースされたiOS 10、もうアップデートはお済みでしょうか? iOS 10の目玉機能のひとつである「メッセージ」機能の強化により、LINEに負けないエンターテイメント性が付与され、コミュニケーションの楽しさが高められています。
こちらがiOS 10の新しいメッセージの画面。見慣れないアイコンが追加されています。ハートマークに指が2本乗っているアイコンが「手書き」、3本のペンでAを形作っているアイコンが「ステッカー」、入力欄の端にある矢印が「エフェクト」のアイコンです。今回は、この3つの新機能を紹介します。
1.ステッカーが送れる
LINEのスタンプのように、イラストや短い動画をメッセージで送れるステッカー機能が搭載されました。かなりの数が最初から用意されていますので、使いたい目的に合わせて検索を行うとよいでしょう。例えば誕生日のお祝い用を探す場合、「HAPPAY」で検索すると近いステッカーが表示されます。現時点では日本語よりも英語で検索した方が精度は高いようです。
また、iTunes Storeではステッカーの販売も開始されました。無料でダウンロードできるものや、有料で購入するものがありますが、まだまだ数は少なめ。しかし、今後は爆発的に増えると見られます。
2.手書き文字が送れる
手書きで文字やイラストを送信できます。送られた相手の端末では、動画のように書き上げる様子が再生されますので、手書き感がより伝わります。写真を選んで「マークアップ」を選択すれば、写真に手書きで文字を書き込んで送ることも可能です。
また、タップ操作でファイアーボールやキスマークなどを追加できる「Digital Touch」機能も利用できます。
3.全画面を使ったド派手なエフェクトも送れる
コメントを入力して、コメント欄の右端にある青い矢印を長押しすれば、エフェクト効果を追加することができます。エフェクトは「吹き出し」と「スクリーン」の2種類。
吹き出しは、メッセージが拡大されたり動いたりして、より感情を伝えることができる機能。「スラム」や「ラウド」など4種類が用意されています。
スクリーンは、画面全体に風船を飛ばしたり、紙ふぶきを散らせたりして、インパクトのあるメッセージを送れます。
このエフェクトは、アクセシビリティの「視差効果を減らす」をオンにしていると利用できませんので、矢印を長押ししてもエフェクトを使えないという方はオフにしておきましょう。
メール機能はLINEしか使っていない、という人も、新しくなったメッセージをぜひ試してみて下さい。