タフネス構造&チルト可動式EVFで
どんなシーンでも無理なく撮影できる
パナソニック
LUMIX DMC-GX8
実売価格15万4980円(ボディ)
新開発の2030万画素4/3型 Live MOSセンサーを装備したミラーレス一眼。各部シーリング構造による防塵・防滴設計などで、タフな環境下での撮影にも耐えられます。また、6コントロールの手ブレ補正技術「Dual I.S.」も大きな特徴。秒間30コマ連写の「4K PHOTO」も秀逸です。
左右に約180度、上下に約250度回転するフリーアングルモニターを搭載。自由度の高いフレーミングを実現しています。
露出補正ダイヤルとモードダイヤルを二段重ねで搭載。その他のボタンも、操作性を重視した配置になっています。
防塵・防滴設計、マグネシウム合金の採用など、堅牢なボディがウリ。表面の質感も重厚で、安心感があります。
少し高価なのがネックだが性能そのものはピカイチ!
堅牢なボディがウリのひとつとなっている本機ですが、手にしてみると、やはりズッシリと存在感があります。レンズキットの価格が20万円近くすることを考えても、「気軽に持ち歩いてパシャ」という類のカメラではなく、本物志向のユーザーに向けられた製品でしょう。
そのぶん、使うほどに性能の高さを感じられ、カフェやレストラン内など比較的暗い場所でも、解像感が高く立体的な写真が撮影可能。手ブレの影響もほとんど受けません。これは、高感度により強くなった新開発のセンサーに加えて、レンズ内の2軸とボディ内の4軸を組み合わせた6コントロールによる手ブレ補正技術「Dual I.S.」によるところが大きいといえます。
また、大きくて見やすいだけでなく自在に動かせるファインダー(EVF)が大きな特徴。地面スレスレからのローアングルでも無理なく撮影でき、例えばペット撮影では普段見られない表情を押さえることができます。防塵・防滴のタフボディということもあり、地面に置いて撮るなど、思わずチャレンジングなアングルで撮影したくなります。ほかには、撮影した写真のフォーカスポイントを自由に変更できる「フォーカスセレクト」機能も面白そう。ソフトウェアファームアップで搭載されるそうなので、楽しみに待ちたいところです。
パナソニックLUMIX DMC-GX8
SPEC
●撮影素子:2030万画素4/3型Live MOS
●マウント:マイクロフォーサーズマウント
●ISO:100-25600
●モニター:3.0型・約104万ドット
●サイズ/質量(ボディ):W133.2×H77.9×D63.1mm/約435g