米GoProはFPV(ファーストパーソンビュー)ドローン用のアクションカメラ「HERO10 Black Bones」を海外で発表しました。
HERO10 Black Bonesはドローンへの搭載を想定したアクションカメラで、本体重量はわずか54g。GoProのアクションカメラの標準モデル「HERO10 Black」の153gと比較して、わずか3分の1程度の重量に抑えられています。本体は薄型で、必要に応じてレンズカバーやマウントフィンガーを取り外すこともできます。
小型だからといって撮影能力が劣るということはなく、本体には1/2.3インチイメージセンサーとGP2プロセッサーを搭載。5.3K解像度/60fpsでの動画録画が可能です。
また、本アクションカメラは、最新のブレ補正機能「HyperSmooth 4.0」により、ドローンでの飛行中でも安定した撮影を実現。さらに、デスクトップアプリの「GoProプレーヤー + ReelSteady」では、HyperSmooth以上のブレ補正を施すことができます。
HERO10 Black Bonesはドローン用カメラとして、本体にディスプレイやバッテリーを搭載しない割り切り設計を採用しており、電源はドローン本体から供給することになります。また、背面にはシャッターボタンとモードボタンが搭載されています(上記の画像を参照)。
HERO10 Black Bonesの国内向け価格は6万4000円ですが、日本における販売スケジュールは未発表。現在では米国のみでの販売となっています。ドローン業界では以前からGoProを改造して搭載するケースが見られましたが、まさにそれを公式商品として投入してしまった本カメラのインパクトは大きそうです。
Source: GoPro