米インスタグラムは投稿に対して商品のタグを利用する機能を、すべての公開アカウント向けに開放すると発表しました。機能の展開は米国のユーザーが対象となっています。
インスタグラムにおける商品のタグ機能は、これまでクリエーターやブランド向けに提供されてきました。これにより閲覧者が商品へと簡単にアクセスできるようになり、マネタイズ(収益化)の手法の一つとして利用が可能です。
今回一般ユーザーへと提供が拡大された商品へのタグ付け機能も、基本的にはクリエーター/ブランド向けのものと変わりません。ユーザーはブランドをタグ付けし、商品を指定することが可能です。そしてアプリやブランドの商品詳細ページから、直接商品を購入することが可能になります。
インスタグラムでは最近アップデートが相次いで発表されており、先月にはメッセージによる音楽の共有、サイレントメッセージ、グループチャット用の投票などの機能が発表されました。またモバイルアプリでは時系列(投稿日時銃)のフィードが利用できるようになり、お気に入りのアカウントの表示を同じく時系列で表示することも可能です。
なおインスタグラムは、投稿だけでなく24時間だけ表示される「ストーリーズ」にも、商品へのタグ付機構を拡大する予定だと発表しています。多くのユーザーが利用するストーリーズですから、こちらも有力なマネタイズの手法となることが期待されます。
Image: インスタグラム
Source: インスタグラム