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2022/6/7 13:25

M2チップ搭載MacBook、どちらも「外付けディスプレイは1枚だけ」の制限あり…

アップルは本日、第2世代Appleシリコン「M2」を搭載したMacBook Airと13インチMacBook Proの新モデルを発表しました。そこで気になるのが「接続できる外付けディスプレイは増えているか?」という点でしたが、M1搭載モデルに続いてまたしても「1台だけ」であることが明らかとなりました。

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アップルの公式サイトに掲載された技術仕様によると、どちらの新モデルも「1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hz」とのことです。先代のM1搭載モデルから、この仕様は全く変わっていません

 

ちなみに、より高価な14インチ/16インチMacBook Proでは、M1 Proチップ版で最大2台、M1 Maxチップ版で最大4台の外部ディスプレイが正式にサポートされています。

 

前モデルでも一応は抜け道があり、DisplayLinkソフトウェアとDisplayLink認定ディスプレイアダプタ(外部ドック経由)により最大5台の外付けディスプレイに表示できることが分かっています。それぞれの解像度度を4K~1080pまで混在させる工夫は必要ですが(USB-C1本で接続のため、ビデオ信号の帯域幅に限りがある)この回避策は新モデルでも変わりないと思われます。

 

また、繋ぐだけで簡単に3台の外付けディスプレイに表示できる「Anker 563 USB-Cドック」などサードパーティ製アクセサリーも発売されています。やはり持ち運びやすさに重きを置いたMacBookモデルでは妥協が必要で、それ以上の多くの画面が使いたければ上位モデルを買うしかなさそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors