米アップルの次期モバイル向けOS「iOS 16」では、Chromecastデバイスが標準サポートされる可能性を、海外テックメディアの9to5Googleが伝えています。
現在のiOSでは「YouTube Music」などの特定のアプリにて、Chromecastデバイスへとコンテンツを配信することができます。しかしこれはネイティブにサポートされたものではなく、利用の可否はアプリによって異なります。
一方でアップルは、iOS 16に「DeviceDiscoveryExtension」という仕組みを導入しています。これにより、アプリがコンテンツをストリーミングできるサードパーティー製のメディアレシーバーを検出できるようになるのです。
これによりユーザーは統一されたインターフェイスから、ストリーミング先としてアップルの「AirPlay」かChromecastデバイスを選択することができると期待されているのです。
先日開催されたWWDC22では、iOS 16におけるChromecastデバイスのネイティブサポートに関する案内はありませんでした。しかし、正式リリース前のOSにひっそりと機能が追加されるのは、よくあること。iOS 16による柔軟なストリーミングデバイスの対応に、期待したいものです。
Source: アップル via 9to5Google