米アドビは、現像アプリの「Lightroom」が動画編集にも対応したことを発表しました。
Lightroomは、デジタルカメラで撮影したRAW画像の現像、そしてそれらの管理機能を搭載したアプリ。WindowsやMacだけでなく、iOSやAndroidでも利用できます。
アドビによれば、今後Lightroomでは編集機能を使ってビデオクリップを調整することが可能。写真とビデオの間で編集設定がコピー&ペーストできたり、プレミアムプリセットやAI(人工知能)がおすすめするプリセットも使うことができたり。さらに、ビデオクリップの最初や最後をトリミングし、最も重要なシーンだけを残すこともできます。
そのほかにも、Lightroomでは、プリセットの強度を調整する「プリセット最適量スライダー」、写真の特定の領域だけを自動的に選択してプリセットを調整する「アダプティブプリセット」、5種類のプレミアムプリセット、AIによる自動赤目調整機能、並べて比較、コミュニティ検索、コミュニティリミックス、AIマスクの一括コピーおよびペースト機能、マスクグループ反転、進む/戻るボタン、ローカルストレージの管理などの機能が追加されています。
すでにLightroomのアップデートは段階的にリリースされており、6月20日頃すまでにはすべてのユーザーが利用できるようになる見込みです。
Source: アドビ