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2022/7/26 18:15

水濡れも怖くない! アクションカメラジンバル「iSteady Pro 4」の威力とは?

いよいよ夏本番となり、アウトドアや旅行にアクションカメラを持ち出す機会が増えているのではないでしょうか? しかし古めのアクションカメラは手ブレ補正機能が弱く、撮影した映像がガクガクで見づらい、なんてことも……。

 

そんなときに役立つのが、モーターの力でカメラの手ブレを防いでくれる「スタビライザー」。今回は、IPX4の防滴仕様に対応したHohemのアクションカメラ向け3軸スタビライザー「iSteady Pro 4」(実売価格1万2990円)をテストしてみました!

↑Hohem「iSteady Pro 4」

 

カメラの設置はかんたん

ジンバルと聞くと、カメラの位置決めの難しさに頭を悩ませた方もいるかもしれません。しかしiSteady Pro 4は、スプリングバックルでアクションカメラを挟み込むようにして、簡単にインストールできます。いざという時にすぐに撮影に臨める設計は、好印象です。

↑カメラを挟み込むようにするだけで簡単に利用できる

 

↑カメラを装着したところ

 

本体に設置できるのは、GoPro HERO10/9/8/7/6/5/4/3、DJI Osmo Action、Insta360 one R(4K版/1インチ版)、ソニーの「RX0」および、同様のサイズのアクションカメラとなっています。今回のテストでは、最新の「GoPro HERO10」を取り付けてみました。最新のGP2プロセッサと「HyperSmooth 4.0」による、強力な手ブレ補正機能を実現したアクションカメラです。

 

片手ですべての操作が可能

↑ハンドル上部に操作ボタンを集約。片手でも操作しやすい

 

iSteady Pro 4のハンドル上部には、カメラの向きを移動させるボタンや、パンフォロー/パン&チルトフォロー/すべてロック/オールフォロー&インターセプションなどのモード切り替えボタン/インジケーターを搭載。さらにハンドル中央と下部の1/4ネジ穴を利用して、延長ロッドや三脚、スマートフォンホルダーなどを追加することもできます。

 

Hohemによれば、iSteady Pro 4は手ブレ補正機能として「iSteady 5.0」を搭載。また3600mAhバッテリーを搭載し、最大14時間の稼働が可能です。さらにiSteady Pro 4からアクションカメラを充電したり、GoProカメラとワイヤレス連携することもできます。

 

最新のアクションカメラは偉大だった!?

 

早速、GoPro HERO10をiSteady Pro 4に取り付け撮影してみましょう。上の動画はGoPro HERO10を手持ちで撮影したものですが、歩いた時の振動が気になります。また意図したわけではありませんが、手持ちでのホールドの仕方がまずかったのか、若干映像が傾いているのも確認できます。

 

 

こちらの映像は、GoPro HERO10+iSteady Pro 4にて撮影したもの。確かに歩いた時の振動は軽減されていますし、また撮影中に映像が傾くこともありませんでした。ただ個人的な感想をいってしまうと、GoPro HERO10自体の手ブレ補正機能もなかなか強力だな、と感じたのも事実です。

 

おそらくiSteady Pro 4が真価を発揮するのは、スポーツなどさらに振動が大きいシーンでの撮影なのでしょう。Amazon.co.jpでは1万2990円で購入できるiSteady Pro 4は、山に川にとアクティブにアクションカメラを持ち込むあなたの強い味方となってくれそうです。

 

Source: hohem, Amazon.co.jp