2022年の秋には新型Apple Watchが3種類も用意され、そのうちエクストリームスポーツ向けの大型で頑丈なモデルは「Pro」ブランドになると予想されています。画面の大きさは対角で約2インチ、これまでのケースモデル表記にすれば47mmになるとの試算も。しかし、このデカい「Apple Watch Pro」は少量しか生産されず、小売価格は高くなるかもしれないとアナリストが予測しています。
これは信頼性の高いディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏が、YouTube番組「The MacRumors Show」の最新エピソードで語っていること。同氏は、アップルが「1.99インチの大型ディスプレイを搭載したApple Watch Series 8」モデルを2022年の第3四半期にわずか100万台しか出荷しないと見積もっています。
それに対して、45mmモデルのApple Watch Series 8は400万台もの出荷が予想されるとのこと。つまり、新しい大型のApple Watchの価格には、あまり売れないことを織り込んでいる可能性が。
この見通しは、大手メディアBloombergの名物記者・Mark Gurman氏が、新型Apple Watchは900~999ドル(約12万4000円〜13万8000円※)の価格帯になると予想したことを裏付けています。また、同氏は画面が衝撃に強くて割れにくくなり、バッテリー持続時間も長くなるとも述べていました 。
※1ドル=約138円で換算(2022年7月14日現在)
アップル製品で999ドルといえば、ちょうどiPhone 13 Proの開始価格と同じ。いまiPhone 13 Proのアップル公式価格は日本円で14万4800円(税込)ですが、15万円近い「Apple Watch」が大ヒットするとは考えにくいかもしれません。
Source:MacRumors