ここ数年、Androidスマホを中心に、モバイルガジェットで使われている端子がmicroUSBからUSB Type-Cに切り替わりつつありますが、microUSBを搭載しているガジェットも、決して少なくありません。
筆者も先日、出先でmicroUSBを搭載したBluetoothイヤホンを充電しようとしたところ、手持ちのAC充電器がUSB Type-Cポートしかなく、さらに手元にあったケーブルもUSB Type-A to microUSBだったので、充電できなかったという“せつないミス”をやらかしてしまいました。
USB Type-Cに対応したmicroUSBケーブルがあれば、わざわざUSB Type-A搭載AC充電器を持ち歩く必要がなくて荷物も減らせるんだけど……と、外出時の荷物について悩んでいたところ、オウルテックからそんなニッチな声に応えるような、USB Type-C to microUSBケーブル「OWL-CBCM」が先日発売となりました!
長さは1mと2mの2種類で、税込価格は1mが1280円、2mが1580円。5万回の屈曲試験に合格した、断線に強いケーブルです。
「様々な機器の対応端子がType-Cに切り替わってきていますが、イヤホンなど必要電力が低い機器はmicroUSBを搭載していることが多く、そういったニーズに応えるために企画、開発しました」(オウルテック担当者)
実際、筆者所有のガジェットでは、イヤホンのほか、ケータイ(2018年発売)もmicroUSBを搭載しており、まだまだ根強いニーズがあると言えるでしょう。
USBケーブルはmicroUSBを搭載した新製品をあまり見かけなくなり、AC充電器はUSB Type-Cポートのみの超小型モデルが増えつつあるなか、「超小型充電器でmicroUSB対応機器を充電したい」という“超ニッチ需要”ですが、microUSB端末愛用者にとっては、かゆいところに手が届く「必需品」と言えるアイテムになりそうです!