米マイクロソフトは、Apple Pencilの手書き入力機能「スクリブル」に対応したiPad向けOfficeアプリの最新ベータ版を公開しました。
これによりApple Pencilで手書きした文字をテキストに変換し、Word文書やPowerPointのプレゼンテーション、Excelのスプレッドシートに挿入し、編集することが可能となりました。
iPadのスクリブル機能は、2020年のiPadOS 14で導入されたものです。初めは日本語がサポートされていませんでしたが、2021年秋のiPadOS 15ではひっそりと対応して話題となっていました。
この機能はiPadOSの[設定]>[Apple Pencil]内にある[スクリブル]のSwitchをオンにすると、有効にできます。その後にOfficeアプリのバージョン2.46で[描画]タブのペンのマークをタップすると使えます。
今のところ本機能は、Office Insiderプログラムに参加しているユーザーのみが試験的に使えるものです。今後は数週間のうちに、すべてのユーザー向けにApp Store経由でアップデートの配信が始まると思われます。
対応しているモデルは、「Apple Pencilが使えるiPad」すべて。具体的には次の通りとなります。
■Apple Pencil(第2世代)対応モデル
- iPad mini(第6世代)
- iPad Air(第4世代以降)
- 11インチiPad Pro(全世代)
- 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
■Apple Pencil(第1世代)対応モデル
- iPad mini(第5世代)
- iPad(第6世代以降)
- iPad Air(第3世代)
- 9.7インチiPad Pro
- 10.5インチiPad Pro
- 12.9インチiPad Pro(第1世代および第2世代)
Source:Microsoft
via:MacRumors