米グーグルはブログにて、Google 検索のアルゴリズムを変更し、検索結果への表示に特化したサイトよりも、ユーザーが求めるオリジナルな情報を上位に表示すると発表しました。
現在のGoogle 検索では、閲覧者のクリックを目的とした中身の薄いサイトが数多く上位に表示されています。これにより、「以前よりも欲しい情報が見つからないな…」と感じている方もいることでしょう。このようなオリジナル性の薄いサイトを「クリックベイト」と呼ぶこともあります。
グーグルによれば、アップデートによって「オリジナリティのない低品質なコンテンツ、とくにオンライン教材、エンターテイメント、ショッピング、テクノロジー関連のコンテンツで、検索上位に表示されないようになります」とのこと。これにより、「特に人々によって、人々のために作られた役に立つコンテンツが見やすくなる一連の改善を、Google 検索に展開します」と説明しているのです。
今回のアップデートは、来週の月曜日から全世界の英語ユーザーに向けて展開されます。また数週間後にも、検索品質を向上させるさらなるアップデートを予定しています。「調べてみましたがわかりませんでした!」のような、役に立たない情報の表示が減ることを願いたいものです。