デジタル
2022/8/25 10:45

Fitbitが「Sense 2」と「Versa 4」を正式発表! Googleプラットフォームとの親和性がアップ

米Fitbitが、新型スマートウォッチの「Versa 4」と「Sense 2」を発表しました。Wear OS風の新UIを搭載し、「Google Wallet」の配信も後日に予定されています。

↑新登場した「Versa 4」(左)と「Sense 2」(画像提供/Fitbit)

 

Sense 2とVersa 4は、前モデルの「Sense」と「Versa 3」のデザインをそれぞれ、ほぼ受け継いでいます。OSにはFitbit独自のOSを搭載し、数日間のバッテリー駆動時間とフィットネストラッキングを実現。2モデルの本体デザインが共通しているのに対して、搭載するセンサーが異なっています。

 

Versa 4は歩数トラッキング、心拍数モニタリング、睡眠トラッキング、詳細なSpO2(血中酸素濃度)、トラッキングワークアウトのサポートを提供。一方、Sense 2は、心電図センサーや皮膚電気活動(cEDA)を連続的に測定する新しい「ボディ・レスポンス」センサーを搭載し、一日中ストレスをトラッキングすることが可能です。

 

この2つの前モデルにあった本体サイドのセンサーは、物理的なボタンへと刷新。Sense 2は前世代と比較して10%薄く、15%軽くなっています。

 

搭載OSのインターフェイスは、Wear OSのそれに似たものに。Google Walletには「近日中」に対応予定で、将来的にはGoogle マップのアプリも登場するとのこと。なお、「Google アシスタント」に対応するかどうかはアナウンスされていません。

 

Versa 4の海外価格は229.95ドル(約3万1500円※)からで、Sense 2の海外価格は299.95ドル(約4万1000円)から。製品には「Fitbit Premium」が6か月間無料で付属します。フィットネス向けスマートウォッチとして定番のFitbit製品ですが、さらにGoogleプラットフォームとの親和性が増した印象です。

※1ドル=約136.8円で換算(2022年8月25日現在)

 

Source: Fitbit