米フィットビットは公式サポートページにて、2025年までにFitbit製品のユーザーは「Google アカウント」への移行が必須となると発表しました。
2021年にグーグルによる買収が完了した、フィットビット。Fitbitの製品ページでは「Fitbit by Google」のブランド名の表記が始まるなど、グーグルへの統合がちゃくちゃくとすすめられています。
Fitbitの説明によると、2023年からFitbitのデバイスや機能の「一部の利用」にGoogleアカウントが必要となり、2025年までにすべてのFitbitアカウントがGoogle アカウントに移行される、とのこと。また2023年からは、Fitbit製品の新しいアカウント作成にもGoogle アカウントが必要となります。
一方でユーザーデータの取り扱いがどうなるのかが気になりますが、フィットビットによれば「ユーザーがGoogleアカウントに登録または移行した後も、Fitbitユーザーのヘルス&ウェルネスデータはGoogle Adsのデータから分離され、使用されることはありません」とのこと。Google アカウントへの移行は便利ではあるものの、同社ブランドの存在感はますます小さなものとなりそうです。