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Apple
2022/10/4 10:57

新型AirPods Proのイヤホン内蔵バッテリー、実は初代より15%も増量! スタミナの秘密が明らかに

先月発売されたAirPods Pro(第2世代)は、第1世代よりもバッテリーの持ちがよくなったと謳われています。それは新型プロセッサー「H2」の電力効率が上がったからと思われていましたが、実はイヤホン内蔵のバッテリー容量も増えていることが明らかとなりました。

↑Image:Apple

 

公式サイトによれば、第2世代AirPods Proは初代と比べて再生時間が1時間半長くなり、アクティブノイズキャンセリングをオンにした状態では合計で最大6時間もバッテリーが持つと述べられています。すでに修理業者iFixitの分解レポートも公開されていますが、そこではバッテリー容量は明らかにされていませんでした。

 

しかしインドのMySmartPriceが発見した3C(中国の強制認証制度)データベースへの登録から、第2世代のイヤホン内蔵バッテリーの容量は49.7mAhだと判明しました。これは初代AirPods Proの43.24mAhから15%も増えた格好です。

 

かたや、第2世代用の充電ケースに内蔵されたバッテリー容量は523mAhで、初代からわずか4mAhの増加に留まっています。アップルはケースを使って4回のフル充電を加えると、アクティブノイズキャンセリングを有効にした状態で最大30時間も再生でき、前世代より6時間も伸びたと公称していますが、実はほとんどがイヤホン側の改良によるものと思われます。

 

ほか第2世代AirPods Proは最新のH2チップや肌検出センサー(オン・オフの誤動作を防ぐ)の改良により、バッテリーが効率よく使われるようになっています。初代から乗り換えたユーザーは、すでに日常生活のなかで実感しているかもしれません。

 

Source:MySmartPrice
via:MacRumors