米Microsoftは、「Apple Music」や「Apple TV」のWindows向け専用アプリが2023年に登場することを発表しました。また、2022年後半には「iCloud Photos」も「Windows 11」の写真アプリに統合されます。
現在、WindowsユーザーがApple Musicを利用するにはウェブ版のサービスか、あるいは古い「iTunes for Windows」を使う必要があります。同様にApple TV+を視聴する場合にもウェブ版へとアクセスしなければなりませんが、これが、2023年にリリース予定のWindows向けApple MusicとApple TVで変わり、より円滑な体験ができるようになるとのこと。両アプリのプレビューは2022年後半からMicrosoft Storeで公開される予定です。
一方、iCloud PhotosのWindows 11への統合では、写真アプリからiCloud Photosにあるすべての写真にアクセスできるようになります。具体的にはMicrosoft Storeから「iCloud for Windows」アプリをダウンロードし、iCloud Photosの同期を有効にすることで、写真が自動的にアプリに表示されるようになります。
その他にも、「Xbox Series X」「Xbox Series S」「Xbox One」ではApple Musicアプリの配信が始まり、ユーザーはゲームプレー中にバックグラウンドで音楽を聴くことができるようになりました。ますます進むAppleサービスの他社プラットフォームへの拡張により、ユーザーの利便性は高まりそうです。