EcoFlow Technology Japanは、ポータブル電源「RIVER 2」シリーズ3機種を10月下旬より順次発売します。
ラインナップは、コンパクトサイズの「RIVER 2」(2万9900円)、大容量な「RIVER 2 Max」(6万4900円)、大容量・高出力の「RIVER 2 Pro」(8万8000円)の3モデルを揃えます。
約6倍の長寿命&高速充電を実現
同社は2016年に中国・深センで創業し、2017年に第1号製品となるポータブル電源「RIVER」シリーズを発売。その後、急拡大を続け、現在では100か国以上の国で事業を展開しています。
同社の調査によれば、ポータブル電源市場は高価な大容量モデルと手ごろな価格の普及帯モデルの2極化が進んでおり、特に普及帯モデルはアウトドアやレジャーなどで需要が高まっているとのこと。今回登場するRIVER 2シリーズも、同社のポータブル電源のエントリーモデルとして位置づけられており、手ごろな価格で日常的に使いやすいスペックを備えています。
特徴として、新たに全モデルでLFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーを搭載しており、放充電を行える回数が業界平均500回の約6倍となる3000回を実現。1日1回の使用でも最長10年間使用できるとしています。
また、充電速度をアップする「X-Stream技術」により、バッテリー残量0%からフル充電するまでわずか60分~70分程度しかかからない驚異のスピードを実現。これは一般的な同容量のポータブル電源と比較しても約5倍速いそうです。このほか、別売の太陽ソーラーパネル充電器を使っても約3時間ほどで充電できます。
さらに、業界初となる「X-Boost技術」により、最大出力W数を超える機器を動作させることも可能に。EcoFlow RIVER 2であれば、最大出力300Wのところ、X-Boostにより450Wまでの家電製品などを動作させることができます。これにより、屋外やアウトドアでも家庭用の電化製品や調理家電などが使える製品の幅が広がります。
専用のスマートフォン用アプリを使ってWi-FiやBluetooth接続することで、簡単にリモート操作や設定が可能。充電速度の変更や出力の調整なども行うことが可能になるのです。
約30%の軽量化でより使いやすく
初代モデルからデザインや仕様を大きく変更しており、持ち運び用のハンドルの位置は従来のトップから背面に変更されています。トップはフラットになっており、ポータブル電源の上に物を置くことが可能に。収納や積み込みの際にも便利です。また、出力端子はすべてフロントパネルに集約されています。
本体の内部構造や素材を見直すことで大幅な軽量化を図っており、RIVER 2は初代モデル比で約30%の軽量化を実現(初代モデル 約5kg→RIVER 2 約3.5kg)。誰でも簡単に片手で持ち運べるようになっています。
【ラインナップ】
EcoFlow RIVER 2
バッテリー容量:256Wh
出力端子:ACコンセント×2、USB A×2、USB C×1、車載シガーソケット×1
AC出力:2口合計300W(サージ600W)、X-Boost時450W
サイズ:H245×W214×D142mm
質量:3.5kg
EcoFlow RIVER 2 Max
バッテリー容量:512Wh
出力端子:ACコンセント×4、USB A×3、USB C×1、車載シガーソケット×1、DC5521×2
AC出力:4口合計500W(サージ1000W)、X-Boost時750W
サイズ:H270×W260×D196mm
質量:6kg
EcoFlow RIVER 2 Pro
バッテリー容量:768Wh
出力端子:ACコンセント×4、USB A×3、USB C×1、車載シガーソケット×1、DC5521×2
AC出力:4口合計800W(サージ1600W)、X-Boost時1000W
サイズ:H270×W260×D226mm
質量:7.5kg
近年では防災用としてだけではなく、アウトドア・レジャー・車中泊など様々なシーンで活用されているポータブル電源ですが、高いスペックと手ごろな価格を両立したRIVER 2シリーズは、初めての1台に最適なモデルといえそうです。
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