米アップルが「M2」チップを搭載した「iPad Pro」向けに、「macOS」の簡易版を開発しているとの情報を、リークアカウントのMajin Buが報告しています。
iPad向けの「iPadOS」がますます高性能になることで、「macOS」との境界線が小さくなりつつある今日このごろ。一方でアップルは以前にMacとiPadの融合を否定しており、ハードウェアとして両デバイスは今後も別ラインナップで投入されることが予測されています。
同アカウントによれば、まずmacOS 14(現行バージョンはmacOS 12 Monterey)のコードネームは「Mendocino」になるとのこと。そしてこちらにおいて、iPad Pro向けの簡易版のmacOSが開発されているというのです。
近年のiPad Proシリーズは「MX(Xは数字)」チップを搭載しており、これは「MacBook」シリーズと同じプロセッサ。このことから、簡易版macOSをiPad Proで動作させるのも、そう難しくはないのかもしれません。
またmacOSは毎年新バージョンが投入されていることから、macOS 14の登場は2023年になるはず。このことから、iPad Pro向けの簡易版macOSも2023年に登場する可能性があります。
純正キーボードやトラックパッドが用意され、十分な性能を達成しているiPad Proなら、macOSの簡易版の動作はそう難しくないはず。ソフトウェア面でのiPadとMacの統合がより進むのか、今後を見守りたいものです。
Source: Majin Bu/Twitter