シャオミはライカのカメラレンズを合体できるコンセプトスマートフォン「Xiaomi 12S Ultra Concept」を発表しました。
すでにライカと提携し、カメラ性能を追求したスマートフォンを市場に投入しているシャオミ。今回のコンセプトのもととなった「Xiaomi 12S Ultra」でも1インチセンサーとライカブランドのレンズ「Leica Summicron 1:1.9-4.1 / 13-120 ASPHカメラシステム」を組み合わせています。
Xiaomi 12S Ultra Conceptでは本体背面にリングマウントを設けることで、ライカの「Mレンズ」が装着可能。カメラモジュールを保護する、サファイアガラスレイヤーも採用されています。またスマホでMレンズを利用するために、スピードブースター/レンズエクステンションチューブも存在するようです。
スマートフォンの本体には、2個の1インチセンサーを搭載。イメージセンサーの詳細は不明ですが、片方は通常の背面カメラ、そして片方はMレンズ用に利用しているようです。また、本格的なカメラでおなじみのフォーカスピーキングやヒストグラム表示、さらには10ビットでのRAW画像撮影が利用できるとアピールしています。
現時点では、Xiaomi 12S Ultra Conceptが実際に発売されるかどうかは不明です。光学的な性能が極めて高いライカMレンズをスマートフォンと組み合わせることで、どれだけ美しい写真や動画が撮影できるのか、ぜひ見てみたいものです。
Source: Agatha Tang / Twitter via 9to5Google